不正アクセスによる漏えい事故のお詫びで、ある企業がお客様に対して「理解と協力」を求めたケースがありました。
個人情報漏えいを発生させた企業に、なぜ寛容に理解を示し、協力が必要なのでしょう。
お詫びの方法がまずく、さらに不信感を強める事態を引き起こしてしまいました。
信頼を回復し、ビジネスへのデメリットを回避したいのならば、リスクコミュニケーションが必要です。
信頼の回復は、協力を求めることではなく、安心を提供することにあります。
漏えい等の問題発生時には、最大限に感性を研ぎ澄まし、お客様に安心感を与えられるよう最善を尽くさなければなりません。