お役立ちコラム

問題意識の低い職場を改善する

 そもそも業務上の「問題」とは「基準からの逸脱」していることです。法律・規則・業務ルール・目標・役割・責任・あるべき姿などの基準から外れている状態のことです。
 今回の私的利用に誰も気づかないというのは、職場での問題意識が欠如している証です。
「問題意識」の高い人、高い職場には2つの共通点があります。
1点は「自覚」です。自分の立場・役割・責任などを明確に認識している人の集まりであれば、「自覚」により自分だけではなく仕事・役割など全体の基準を明確に持っています。基準といま起きている現状を認識していれば「問題である」と認識することができます。

 2点目は「関心」にあります。問題が自分自身ではなく、外にある場合にはその対象物や対象事項に「関心」がある場合に問題であると気づきます。興味関心のない場合は見ていても見えず・聞いていても聞こえずの状況です。
 
 「自覚」と「関心」について、上司の声掛けや職場研修などで確認を繰り返し、意識をそちらに振り向けることが「問題意識力」を高めることになります。
 
 

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