お役立ちコラム

「美容室に行く=病院に行く」になる?

もうすぐ、髪の毛を分析機関に送ると健康状態の分析結果が返ってくる時代がやってくるかもしれません。
未病とは、病気ではないけれど健康ではない、という状態。わざわざ病院に行くのは時間も取られるし、面倒で負担が大きい。でも、美容室で健康状態が分かるならどんなに良いか。髪の毛を切るだけなので痛くないし、美容室に行くという日常的なことが、病院に行くという非日常的なことへと橋渡しする可能性が出てきた、というお話です。

なぜ、そんなことが髪の毛でできるのか。
髪の毛の根元ちかくには毛細血管があり、血液からアミノ酸、ミネラルなどの栄養分がしみ出てきて髪の毛に取り込まれています。
毛髪は一カ月に1センチ伸びるので、長さ12センチの髪の毛には、1年前からの健康情報が記憶されている。

たとえば乳がん。その発症に関わる、とあるコレステロールの量を毛髪から分析できることが確認されています。毛髪から早期発見、完治につなげることができるかもしれない。

「美容室で切った髪の毛」にこだわり
「毛髪検査にかかる費用は1万円を切る金額が想定されていますが、毛髪検査が普及すれば、もちろん安くなります。
肝心なのは個人情報。「他人の髪の毛を分析機関に出して他人の情報を手に入れることができるのでは」という不安がありますよね。個人情報を厳格に管理するために、スタッフとお客さんという多くの人に見られている中で、自分の髪の毛を検査袋にいれてもらい、自分が研究施設に郵送し、自宅に結果が届く仕組みが検討されています。

髪の毛で人類を救おうと研究を続けている何人もの研究者がいるので、それをビジネスで支える若き経営者が出てくるこを期待します。

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