お役立ちコラム
2023/09/19
法律や規則の言葉は、そのままでは仕事現場に持ち込みにくい
法律や規則に使われる四角四面な言葉は、現実的な生活感覚が乏しく、そのままでは仕事現場に持ち込みにくい。
モノゴトを考えるには、現実的な仕事や生活と関連のある言葉が必要で、何をすればいいのか動作がイメージできなければ、漏えい防止に役立たない。法律用語の置き換えを省略して、単に法律や規則を伝える社内研修内容では、事故防止に結びつかない。
伝わりにくいことを感じ、説明文を添えても、法律用語の置き換えをしていなかったり、コミットとかアップデートなどカタカナを連発すれば、いっそう現場感覚が乏しくなる。
ゴミの分別と同じで、「可燃ごみ」なのか「不燃ごみ」なのか混然一体としたものが現場の業務にはある。
法律や規則を説明するときは、そのテーマを具体的な行動につなげるためにも、現場でディスカッションが必要である。