会社用と私用のPC上に不用意なまま置き忘れている個人情報がないか点検してみましょう。「デスクトップ」「ダウンロードフォルダ」「ゴミ箱」はウイルス感染したときに必ず狙われる場所です。個人情報の置き忘れがないか確認しましょう。

【個人情報置き忘れ場所①】デスクトップ
個人情報を含む取引先情報を会社のサーバからPCへ移して利用することがあります。頻繁に連絡を取る社内外の個人の連絡先をEXCELやメモアプリなどに登録しデスクトップに保存していませんか？利便性やデータ利用後のうっかり放置で、デスクトップに置きっぱなしになる個人情報は、ウイルス感染時に必ず情報を抜き取られるハイリスクな場所です。デスクトップはのぞき見も含めて人に見られる場所です。保存はやめましょう。

【個人情報置き忘れ場所②】ダウンロードフォルダ
クラウド等からダウンロードすると、ファイルはダウンロードフォルダに保存されます。ダウンロードフォルダはウイルス感染時に情報を抜き取られるハイリスクな場所です。ダウンロードしたらダウンロードフォルダ以外のフォルダに移動しましょう。さらに定期的な点検してファイルを削除しましょう。

【個人情報置き忘れ場所③】ごみ箱
不要になった個人情報のデータを右クリックで削除しても、PCから削除されるわけではありません。ファイルは「ごみ箱」に移動するだけです。これは間違った操作でファイルを削除しても復旧できるようにしてあります。しかしそれが災いしてゴミ箱はウイルス感染時に情報を抜き取られるハイリスクな場所になっています。
自分でも忘れていた消したはずの重要なデータがあなたのPCから抜き取られます。ゴミ箱は数日程度で自動的に消去される設定にしておきましょう