お役立ちコラム

LINEやMessengerのメッセージに問題になる個人情報が!!

 LINEのサーバーが海外にあることから情報管理の安全性が問題になったことがあります。 またFacebook Messengerのアカウントが乗っ取られた事例からも同じ問題が問われたことがあります。

 LINEやMessengerはその安全性から会社として業務利用を禁止するべきでしょうか。 ほかのメッセージアプリは本当に安心して使えるのでしょうか?

 金融機関など守秘性の高い個人情報を扱う企業や、高いセキュリティ対策をした通信インフラ構築をしている企業は、業務用パソコンやスマホを貸与して指定システム以外のアプリでのやり取りを禁止しています。

 そのような会社でも個人のスマホやパソコンは、家族や友人知人、時には顧客ともプライベートな付き合いを通じて、LINEやMessengerでつながることもあります。そのときは業務上知り合った人の個人情報に触れる可能性もありますが、個人で利用するLINEやMessenger禁止は現実的ではありません。

 では安心して使うために会社としてすべきことは何でしょうか。
業務でも業務以外でも、メッセージの中に顧客情報・個人情報、あるいは企業情報・機密情報に触れる文章を書かない配慮が必要です。会社が教育指導を繰り返したとしても、メッセージに何を書いてはいけないのかを判断するのは、その瞬間の一人一人の意識の問題になります。

 子どもに危険を教え込むように、本人の意識に浸透するまで教育を繰り返すことが求めらます。

 子どもにカッターナイフが危ないからといって、カッターナイフを使う経験をさせないのは、刃物を扱う危うさを実感する機会を奪うことになります。それではカッターナイフ以外の刃物にであったときに、危険を感じ取る感覚が育っていないためいつまでも危ないことには変わりありません。

 個別の利用禁止は安全にかかわる本質でなく、あくまで対処療法にしか過ぎません。

 刃物もメッセンジャーアプリも、どのように使うと危険なのか日頃の指導が必要です。

 

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