お役立ちコラム

個人情報管理は小さなインとアウトで考える。

「個人情報管理は小さなインとアウトで考える」。覚えておきましょう。

 

企業が扱う個人情報はライフサイクルがあります。
「取得する」ときをインとして、ライフサイクルの最後にある「廃棄消去する」ときをアウトと考え、これらを通してライフサイクルとして考えます。しかし、これでは漠然として管理が荒くなり事故を防ぎきれません。

そこで

①「取得・入力」
②「移送・送信」
③「利用・加工」
④「保管・バックアップ」
⑤「消去・廃棄」

の各工程に分け、例えば①から②を経て③へ、と個人情報を引き継ぐときに、それぞれのインとアウトで確認していく工程を考えてみましょう。

各場面での作業内容も作業環境も異なります。取り扱う場面が変わるときに、前工程で正しく処理がなされたかを確認してから受け入れ、自分の工程から次の工程に引き継ぐときには、自分の工程が正しく処理がなされたかを確認しますよね。これがダブルチェクの基本形です。
特に複数の人が携わる作業であれば、次の工程に確実に渡すことを意識した社内規定(ルール)を作り、同じ結果がでるように手順を確認しあい、注意点を共有します。

各工程ごとにインとアウトのタイミングで正しい処理がなされたかを確認していくことを、ライフサイクル管理と呼んでいます。小さなミスを防ぐには小さな確認を繰り返すことにつきます。

これは管理者による確認でもセルフチェックでも同じです。

 

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