お役立ちコラム

サイバーセキュリティ対策9か条 ⑨相談先(最終回)

内閣サイバーセキュリティセンターが公開している「インターネットの安全・安心ハンドブック」のサイバーセキュリティ対策9か条を9回に分けてご紹介します。詳しくは内閣サイバーセキュリティセンターのホームページをご覧ください。

⑨困った時はひとりで悩まず相談先を作っておこう

自らサイバー攻撃に気付いたり、あるいは第三者からの連絡で気付いた場合は、直ちに処置を取り、その後必要な各種窓口に相談しましょう。

あらかじめ対応者を決めてあるならば、その人を中心に対応するか、決めていない場合には、ITに詳しい社員などがいたらその人を中心に対処しましょう。
一番最初にするべきは電源を落とさないままインターネットから切断することです。これはマルウェアなどの拡散を防ぎつつ、後々警察に連絡をする場合の証拠保全になります。
次に、連絡するには状況を把握しなければならないので、なるべく分かる範囲で 5W1Hのように分けて事象を記録しましょう。いつから始まったのか、どのようなことがあったのか、誰が作業していたのかなどです。
当然のことながらその間、攻撃が行われたと思われるパソコンなどの機器は使わず、その他の機器や紙のメモで記録します。
サイバー攻撃を受けたときに相談するサービスを契約している場合はそちらに相談し、無い場合は、IPAの「情報セキュリティ安心相談窓口」のウェブサイトを検索して、類似の例がないか調べてから、電話やメールで相談しましょう。

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