内閣サイバーセキュリティセンターが公開している「インターネットの安全・安心ハンドブック」のサイバーセキュリティ対策9か条を9回に分けてご紹介します。詳しくは内閣サイバーセキュリティセンターのホームページをご覧ください。

⑦大切な情報は失う前にバックアップ（複製）しよう

何をするにもバックアップを取ろう
各種のサイバー攻撃や、パソコン・スマホの故障などからいち早く復旧して事業を継続するには、システムやデータのバックアップが不可欠です。とくに近年は感染するとファイルを暗号化して身代金を要求するランサムウェアの流行により、バックアップの重要性が格段に上がっています。バックアップの方法は主にパソコンやスマホの OSの種類により異なっています。パソコンの場合には、macOS搭載の機器のように、外付けの補助記憶装置 (ハードディスクや SSD。以降記憶装置）を接続するだけでバックアップが行え、復旧もシステムとデータすべてをほぼ全自動で行えるものもあります。これに対してWindows搭載機器では、基本的にはデータをバックアップする考え方で、システムの復旧とデータの復元は、別に行うようになっています。
スマホの場合も機種ベンダーによる差もありますがほぼ同様です。