お役立ちコラム
知らない人同士をCCに入れたら漏洩です。メール送信事故注意!
知らない人同士をCCに入れて送信しても個人情報漏えい事故です。メール送信は、CC / BCCの宛先チェックを怠るな!
① 送信前にTO / CC / BCCのアドレスを再確認
② 本文に個人情報(電話番号・住所・生年月日等)を含んでいないか確認
③ 個人情報を含む添付ファイルはパスワードをかけたか
誤送信は直ちに上司に報告。
➡ 漏えい事象になったら、会社として速やかに対象者本人に通知が必要。
- オフィスビル管理会社が、テナント入居者全員のアドレスをCCに入れて日曜日の停電連絡をメール連絡。
- テレビ局制作会社が、エキストラ全員のアドレスをCCに入れて集合時間と場所をメール連絡。
これらはいずれも個人情報漏えい事故です。オフィスビル管理会社もテレビ局制作会社も漏えい事故を起こした本人への通知義務が果たされます。
メールによる漏えい事故を起こさないために、①~③を社員全員で徹底しましょう。
もし宛先間違いやCCの誤用などの漏えい事象を起こした場合は、まず上司に報告し、会社として対象者に対して漏えいの事実をお知らせを速やかに行います。漏えい事故を起こした本人が勝手に対象者に通知をしてはいけません。
漏えいさせたメールは、送信先に残っています。誤送信のお知らせを放置すれば、社内対応が遅い、漏えい事故に対応する義務を怠っている、あるいは隠ぺいしようしているという、疑いをもたれます。
日常的に使用するメールですが、大量の個人情報が誤送信される事故もたびたび発生しています。
クリックする前に送信ボタンを押す前に自分で指差し確認を徹行いましょう。
特に重要情報の送信は重要書類の郵送と同様に複数の人で二重チェックを怠りなく。
一度送信ボタンをクリックすれば、もう取り戻すことは出来ません。