横浜市は、児童相談所の支援児童に関する住所を、秘匿対象者に漏洩する重大な事故を起こしたことを発表した。秘匿対象者から隔離するために講じている措置がないがしろにされたことで、支援児童の生命が脅かされる危険がある。
秘匿者に送信するときにシステム的にアラートが出ているのに無視をする組織の怠慢と職員の怠慢、
緊張感が欠如した個人情報の取扱い、たんなるミスでは済まない、職員の緊張感にかける怠惰な作業、事故防止のダブルチェックなどの基本動作がおこなわない安全意識が欠けた組織が起こしたミス。説明と謝罪で済まそうとする責任感の欠如。

怒るべくして起きた事故である。

・システムがアラートを表示したが住所の削除や修正作業を失念。
・施設の所在地を隠した上で入所措置を講じていた支援児童に関して、秘匿対象者に郵送し漏洩
・同実母が来庁したところで別の職員がアラートを見落とし入所施設の所在地が記載された書類を交付した。

対策
住所秘匿対象者に対する通知を発行する際、秘匿事項の記載がないことをダブルチェックするよう周知徹底を図る。
アラートを見落とした場合に通知書をすぐに発行できないようにするステム改修を行うとしている。