事故から学ぶ

従業員が顧客の個人情報をSNSに投稿 教育不足のまま配置。

事故概要

業種 レストラン
発生時期 未発表
漏えい人数
事故概要

ゴルフ場のレストランに勤務する従業員が、業務で知り得た顧客2人の個人情報を本人のSNSに投稿。謝罪に追い込まれる。

【教えて育てる】ところまでが教育です。

仕事上の注意点だけ伝えても教育したことにはなりません。仕事現場で細かく注意を繰り返すことで、やって良いこと、悪いことの区別がつくようになってきます。注意点だけ一方的に伝えても、当人が現場で行う動作とつなげて考えられなければ、漏えい事故は防げません。

個人情報保護教育を継続的におこなうのは、「身につくまでが教育」の大切さを言っています。顧客の個人情報保護は最も優先すべき事項です。

 

■事故の概要

飲食店の経営を行うダイナックホールディングスで、子会社のダイナックパートナーズが運営を受託しているゴルフ場「オータニにしきカントリークラブ」のレストランに勤務する従業員が、業務で知り得た顧客2人の個人情報を本人のSNSに投稿していたことを明らかにした。

■今後の対策

今回の問題を受けて同社では、関係者に謝罪。個人情報保護に関する教育を再度徹底し、再発の防止を図る。同従業員と担当役員に対しては、厳正に処分を行う方針だという。

引用元 Sequrity NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

従業者への教育不足

チェックリストにある要求ルール:

・勤務場所への私物スマホの持ち込み禁止

・顧客の写真撮影禁止

・仕事上で知りえたことをSNSに投稿禁止

■ 推奨対策

対策:

個人情報保護にうるさい職場であり続けること。

具体例:

形式的な教育ではなく、注意点をひとつひとつ、現場で教しえ人を育てること。

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