事故から学ぶ

【知らなかった】売った検温カメラに『児童らの画像3700枚』画像が残る

事故概要

業種 公共団体
発生時期 2023/7/12
漏えい人数 3700
事故概要

学童クラブが売却した「検温カメラ」に児童らの画像3700枚余りが残ったままだったことが分かった。コロナが5類に移行し使われなくなったものがフリマサイトにサーマルカメラが大量に出品されているが、売却の際、検温時に撮影された顔の画像が流出するおそれがある。

札幌学院大学の職員が調査のため、5月にフリマサイトに出品されていたサーマルカメラを購入し分析したところ、「子どもがのぞき込んで顔を合わせている画像がいっぱいあった。大体3700枚くらい写真が残っていた」

カメラに保存されていたのはランドセルを背負った児童らの顔画像3700枚あまり。画像とともに撮影時刻や体温なども記録されていたほか、制服や校章などから学校も特定できる状況だった。

◇マニュアルに画像が保存されることが記載されていないものがある。デフォルトで保存されるものが大半なので、ネット等で消去方法を調べ消去してから売却すること。

本件は個人情報保護委員会への報告対象事故です。

◇再発防止のため関係機関や民間事業者も十分注意が必要である。

引用元

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストにある要求ルール:

■ 推奨対策

対策:

具体例:

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