お役立ちコラム
自分のところの個人情報保護方針を読んだことがないだって!?
従業員のみなさんは個人情報保護方針(プライバシーポリシー)をお客様に説明できますか?
個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は、契約の際に書面交付するだけ、ネット取引では同意のチェックをするだけで、直接お客様に説明していないというのが多くの現場で見られる状況です。しかしこれからは従業員がその内容を理解していないこと、簡単に説明できないことが問題になります。
?チェック!
①社員全員が保護方針を読んで理解する
②保護方針のポイントを説明できる
③保護方針に随時改善を加える
保護方針について「ここに書いてあります」という書面交付だけの顧客対応ではでは、情報管理としてもコンプライアンスとしても危い限りです。もちろん個人保護方針の条項の全てを、お客様と契約のたびに読み合わせをすることも現実的ではありません。
それでも、社員はお客様に大切なポイントが説明できるまで、しっかり読み込みましょう。
どの会社の保護方針でも個人情報を安全に保持すること、目的以外の使用はしないこと、第三者への開示や提供はしないことなど基本事項は共通です。個人情報保護の積極的な実践がお客様に伝わるように、基本事項に加えて自社の取り組みを語れることが、自らの情報取扱における安全意識を高めます。
安全意識の高まりは漏えいリスクを防ぎ、さらに同業他社と比べて真伨に取り組んでいる姿勢が、顧客からの信頼につながります。
知る→分かる→出来る→教える(説明する)というステップで安全意識の理解と実践が進みます。その実践でヒューマンエラー(人的ミス)防止・漏えい事故防止と信頼によるライバルとの差別化を図りましょう!
説明の実践を繰り返すことで、みずからの安全意識を高め、改善を加え、進化するポリシーが自社のブランド力を高めていきます。