お役立ちコラム

よくわからない不正アクセス:SQLインジェクション攻撃の手口を解説。

SQLインジェクション攻撃の手口と事件の事例、簡易な対策を整理しました。

 

【事例】

株式会社SODAが運営するスニーカーマーケットプレイス「SNKRDUNK」においてSQLインジェクション攻撃で約275万件の個人情報が漏えい

 

【不正の手口】

検索ボックスなどを介してデータベースに対して、想定しないSQL文を連続投入。

 

【対策】

  • パラメータ化されたクエリを使用する
  • 入力データのエスケープ処理を行う
  • 入力値の検証を実施する
  • データベースのアクセス権を最小限に制限する
  • セキュリティ設定を強化する
  • 監視システムを実装する
  • トランザクション処理を適切に行う
  • 脆弱性スキャンやペネトレーションテストを実施する
  • セキュリティの専門家による監査を実施する
  • セキュリティ情報を収集し、適宜更新する

 

【事例の詳細】
「サービスサイトへの集中的な不正なリクエストに対するDBデータを含めたレスポンス」と発表されています。これはホームページ内の検索ボックスなどを通じて、想定外のSQL文(検索プログラム)を実行することで不正にデータを入手する手法で「SQLインジェクション」と呼ばれ、システムのセキュリティホールを狙った手口に分類されます。

 

【漏洩した可能性があるもの】

サービス登録ユーザーの氏名、生年月日、メールアドレス、住所などの詳細な個人情報

 

【漏洩の規模】

2,753,400件

 

※引用:SNKRDUNK

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