事故から学ぶ

名刺データ管理にリスク 個人情報提供疑いで初逮捕

事故概要

業種
発生時期
漏えい人数
事故概要

名刺情報を転職先に提供することは犯罪です。
個人情報保護法の不正提供容疑で初めて逮捕がでました。

個人情報を集合した「データベース」を不正な利益を得る目的で提供する行為は個人情報保護法で禁止されています。罰則は1年以下の懲役または50万円以下の罰金になります。

さっそく社内研修の題材に取り上げましょう。

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以前勤務していた会社の営業先などに関する名刺データを不正に転職先側に提供したとして、40代の会社員の男が警視庁に逮捕された。名刺データは「営業秘密」に該当しなくても、安易に外部へ持ち出せば罪に問われかねない。自社の情報漏洩を防ぐため会社側の管理体制も問われる。

警視庁が適用したのが個人情報保護法だ。名刺に記載された氏名や、氏名をアルファベット表記したメールアドレスは特定の個人を識別できる「個人情報」に当たる。同法は個人情報を集合した「データベース」を不正な利益を得る目的で提供する行為を禁止。罰則は1年以下の懲役または50万円以下の罰金と規定する。
警視庁によると、個人情報保護法の不正提供容疑での逮捕は全国で初めて。同庁幹部は「企業などが保有する情報資産の外部漏洩は極めて悪質な行為だ。情報が営業秘密に当たらない場合でも必要に応じて摘発していく」と話す。

引用元 日経

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストにある要求ルール:

■ 推奨対策

対策:

具体例:

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