お役立ちコラム
2022/12/09
中小規模事業者の個人情報保護意識
2022年6月に個人情報保護委員会から、中小規模事業者の個人情報保護のために安全管理措置を講じているかを調査した結果が報告されています。
そもそも個人情報保護委員会のホームページを閲覧したことはない事業者が88%にのぼることから、当協会も含めあらゆる機会を利用して、個人情報保護教育と啓蒙活動に力を注ぐ必要性を感じます。
以下、個人情報保護の危うい実情が透けて見える集計です。
①個人情報保護に関する担当者はいない | 55% |
②個人情報の取扱いに関する課題_何をしてよいか分からない | 36% |
③個人情報保護法等(ガイドライン含)の理解不足 | 36% |
④改正個人情報保護法への対応予定はない | 17% |
⑤改正個人情報保護法が改正したことや改正内容を知らない | 37% |
⑥個人情報の漏えい等報告の義務化について知らなかった | 75% |
⑦個人情報の漏えい等が生じた場合の規程・マニュアルがないのでこれか整備する。(1年以内の予定はない)、 | 37% |
⑧個人情報の漏えい等が生じた場合の規程・マニュアルが今もなく、今後も作成する予定はない | 37% |
⑨不正アクセスを受けたことが無い(不正アクセスについての認識欠如が、受けたことがないという回答の多さに影響していると推測) | 92% |
⑩ECサイト(回答の9%の事業者が運営)でインシデント発生時の対応。何かあれば連絡があると思うので、特にルール等は決めていない | 43% |