お役立ちコラム

医師が診察時の音声をアプリで生配信。ミスだと表明。

埼玉県の病院が、医師が診察時の音声をスマートフォンアプリで生配信していたと発表した。
診察時の会話音声が1時間半以上配信され、患者の氏名などの個人情報が含まれていた。
診察が配信されたのは動画ライブ配信サービス「ツイキャス」を通して診察時の音声が配信したもので、救急外来診察や発熱外来の診察時の会話などが配信され、患者8人の氏名(うち1人は生年月日含む)などの個人情報が含まれていた。

スマートフォンは医師が私用で使用しており、「休憩中に私用のスマホの動画配信アプリを起動したまま眠ってしまった。救急車の受け入れ要請の電話で目が覚めたが、アプリが起動中であることに気付かず、そのスマホをポケットに入れた状態で診察を行ったため、誤って診察時の会話音声が配信されてしまった」「個人情報の流出という重大な結果を生じさせたことを深く反省している」と述べているという。該当の医師は依願退職した。

組織としてどう予防すべきだったのだろうか。
まず、個別に携帯電源確認をしていない職場でルールを作っても意味がない。
特に診察室と処置室を行き来する医師には個人携帯の診察室への持ち込み禁止する、というルールでは意味がない。

ルールの設定は大事であるが、実効性のないルールは従業者からの信頼を失いかねない。
職場で何ができるか話し合いをして、セルフチェックから安全文化を作っていくことだ。漏えいリスクの高いアプリを削除させるか、出勤時にアプリが起動していないか自分で確認することから始めるのはどうだろうか。

ご入会のお手続きはこちら

会費のお支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替の2種類お選びいただけます。 (会費のお支払方法により、入会手続きが異なります。) 詳しくは、「ご入会の流れについて」をご確認ください。