生徒成績情報をルール違反と誤入力で第三者へ誤送信。仙台市

・「規則を認識していない」と報道される管理能力の欠如
・常識レベルの情報管理指針の禁止事項を知らない意識の低さ
・送信先のアドレスチェックをしない
・添付ファイルを暗号化していない。

仙台市教委の所属教員と管理職すべてに再教育が必要である。

―――概要―――――――
仙台市教委は２９日、太白区の中学校の５０代男性教諭が２年生全１１６人分の名簿や成績データを添付したメールを誤って外部に送信したと発表した。送信先に削除を依頼したが、現時点で返答はない。情報流出の被害は確認されていない。
成績など気密性の高い個人情報をメールで送ることは、同市立学校の情報管理指針で禁止されているが、2人の教諭はいずれも十分に認識していなかった。さらに送信先の誤入力が重なったという。
同校では誤送信先に対してメールの削除を依頼。対象となる生徒と保護者には、説明と謝罪を行っている。