事故から学ぶ

シュレッダー近くに置いた書類をご廃棄。その日に限って日付確認せず。

事故概要

業種 地方自治体
発生時期 2023/8/29
漏えい人数 313
事故概要

個人情報が記載された書類の廃棄期限管理は面倒である。
面倒さは手抜きにつながり、期限がきても捨てなかったり、期限前に廃棄してしまう事故につながる。

面倒さで手抜きにつながる廃棄処理の秘訣は以下の通り
・溜めない。
・不要な書類はその日のうちに処理する。
・シュレッダーは自分で裁断する。確実な処理の担保につながる。
・シュレッダー中の呼び出し対応できるように、こまめな裁断を心掛ける。紛失や誤廃棄につながる。
・保存したファイル(電子・紙)の廃棄は、月に一度、廃棄削除イベント日を設けて複数チェックをして削除する。

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国土交通省は、保存期限を迎えていない車検の保安基準適合証を誤って廃棄したことを明らかにした。
車検の際に指定整備工場が保安基準に適合していることを認める保安基準適合証313件を、保存期間が過ぎていないにもかかわらず誤ってシュレッダーで細断処理するミスが発生したもの。
保存期限が過ぎた保安基準適合証を箱にまとめて入れて細断処理を行っていたが、箱の近くにあった文書についても廃棄対象であると勘違いし、細断処理をしてしまったという。
裁断処理にあたり書類の日付を確認していたが、誤廃棄した書類を細断していた際は確認しておらず、途中で「令和5年」の文字に気づいて処理を中止した。誤廃棄した保安基準適合証については、検査に関する手続きが終了しており、申請者への影響はないとしている

引用元

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストにある要求ルール:

■ 推奨対策

対策:

具体例:

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