事故から学ぶ

マイナカー、シュレッダーで裁断不良。そのまま廃棄

事故概要

業種 公共団体
発生時期 2023/7
漏えい人数 未発表
事故概要

東京都台東区は、マイナンバーカードや住民基本台帳カードを廃棄した際、一部が十分に裁断処理されず、そのまま廃棄していた。同区によれば、裁断されていないことに気付ず回収事業者へ引き渡したもの。
同区では転入や転出した際に失効したマイナンバーカードなどを毎月廃棄しており、7月は20日以降4日間で600枚から700枚をシュレッダーにより裁断していた。回収業者がゴミ袋を持ち運んだ際の感触に違和感があり、確認したところ一部処理が不十分なカードを発見。8月1日に区に連絡した。

【原因】
・裁断状態を確認する意識、手順、危機感がなかった。

【対策】
区では今後は複数人で確認するとのこと。

【疑問】
複数チェックは続かない。続けるためには、確認する意識、手順、危機感が必要である。
複数チェックより、1日あたり10枚程度なら裁断者を記録し裁断結果を確認させるほうがよい。名前が残る。
さらに回収業者に感触チェックの協力を頼む(若干の加算があれば無責任にならない)
業務多忙の中、本当に複数チェックが実行できるか職場で話し合いを持つべきだ。

引用元

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストにある要求ルール:

■ 推奨対策

対策:

具体例:

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