業種 | 行政機関 |
発生時期 | 2022/4/23 |
漏えい人数 | 30000 |
事故概要 | 個人情報の保護教育をおこなわないと、ここまでモラルが下がるという事例。 釜石市の職員が個人情報を盗み見て、「ちゃっかり減免申請も出してるよ」「相当がめついですね。セコイ手使って」「滞納者が偽善ぶってんじゃねぇよって、イラッとした」「滞納しているくせに偉そうに」こんなやりとりを交わしていた。 市では、市民全員3万人余りの個人情報を自宅に持ち帰るなど漏洩(ろうえい)させたとして、いずれも40代の、職員の女性Aと男性Bを懲戒免職にした。さらにAに一部の情報を漏らしていた40代の職員の女性Cも停職3カ月の処分を下した。 個人情報を盗み見ていた職員AとBは不正行為に対し「『何が悪いの?』という感じで罪の意識が薄かった」という。 市では、個人情報を市役所外部に漏らさなければ問題ないと認識していた点や、データを取り扱う際の暗号化や上司の承認が不徹底だったことが事態を招いたとして、上司7人も文書で厳重注意した。 職員教育不足により、市役所全体で個人情報保護のモラルが育成されず、事件を招いたと考えられる。
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引用元 | 朝日新聞 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
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