事故から学ぶ

弊社Webサイトの一時閉鎖と復旧見通し、当面のお問い合わせ先について J&T環境株式会社

事故概要

業種 民間企業
発生時期 2022/3/5
漏えい人数 0
事故概要

<1>弊社Webサイトの一時閉鎖について
弊社Webサイトは第三者からの不正アクセスにより改ざんされた可能性があったため、
2022年3月5日に閉鎖し、外部専門家による原因及び被害状況の調査を行っておりましたが、この度当調査が完了しましたので報告させて頂きます。
不正アクセスの概要
弊社WebサイトのCMS(コンテンツ管理システム)に対する外部からの不正アクセスにより、「メール送信プログラム」を不正に配置され、不特定多数の宛先へ、不審メール送信が行われました。メール送信のための“踏み台”とされた事が確認されております。
不正アクセスによる影響
この不正アクセスに起因する、お客様へのデータ改ざんやWebサイトの改ざんは確認されませんでした。また、弊社Webサイトにはお客様の個人情報は保管しておらず、漏洩は一切ございません。
今後の対応と再発防止策
この度は、お客様をはじめ関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけする事態となりましたこと、改めまして深くお詫び申し上げます。
弊社は、今回の事態を厳粛に受け止め、外部専門家の助言に基づき、情報セキュリティ対策及び監視体制の更なる強化を行い、再発防止に全力を尽くしてまいります。
<2>復旧の見通しについて
不正アクセスによる障害等が生じることがないよう、万全の再発防止策を講じる準備を進めており、復旧・公開は、本年6月末日となる見通しでございます。

引用元 J&T環境株式会社

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムの脆弱性と思慮されるが、システムの運用環境は常に変化するため、昨日まで安全でも今日には漏えいする、という状況が発生する。最低でも日単位でセキュリティー動向の最新情報を把握するとともに、サーバ管理会社とも密接な連絡を取り、安全対策を最新化しておくことが必要である。
企業や団体のSNSアカウントは、公開情報の発表や周知のために利用されることが多いが、今回のように顧客とのメッセージのやりとりなどを通して個人情報を取り扱うケースもある。加えてSNSアカウントの担当者が複数人いるケースでは、アカウント情報の取り扱いも複雑になり事故のリスクが高まる。SNSのビジネス向けの機能を活用して、アカウントを適切に管理したり、最低限の個人情報の取得・保管にとどめるなど注意が必要である。

具体例:

セキュリティーシステムは「自社も必ず攻撃を受ける」という意識で毎日ニュースをチェックし、その対策を考えるべきである。インターネットを利用したサービス提供事業者ならば、社内にもセキュリティーのエキスパートを育成し、セキュリティー専門会社との組み合わせでサービス全体の安全管理措置を講じていく必要がある。業者任せにしてはいけない。分からないまま済ませてはいけない。ユーザ数の多いサイトは最新ハッキング手法を試す実験場になっており、対策が後手に回るリスクを抱えている。常に最新対策情報を自ら得る体制を整えておくべきであろう。

ご入会のお手続きはこちら

会費のお支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替の2種類お選びいただけます。 (会費のお支払方法により、入会手続きが異なります。) 詳しくは、「ご入会の流れについて」をご確認ください。