事故から学ぶ

新型コロナ 検査受けた職員、個人情報誤掲載 県HPに15分間 /和歌山

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2022/5/30
漏えい人数 7
事故概要

県は30日、新型コロナウイルスのPCR検査を受けた県職員7人分の氏名や住所などの個人情報を、誤って県ホームページに掲載したと発表した。県庁内部からの指摘で個人情報の漏えいに気付き、掲載を始めた約15分後に削除したという。
県によると、個人情報が掲載されたのは、ホームページの報道資料提供サービス

引用元 毎日新聞

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(ホームページ・メール本文誤開示防止)

チェックリストにある要求ルール:

法律が改正されクッキーの利用方法が制限されました。法律に則ったクッキーの利用方法になっていますか?
ホームページやSNS、同報メール、FAXに情報を掲載する際、個人情報、社外秘情報が含まれていないこと、添付ファイルに誤りがないことを、複数回、複数の人でチェックしていますか。
ホームページへの情報掲載直後に、アップロードした資料などに個人情報が掲載されていないか、複数の人で確認していますか。
ホームページからデータ検索をしたときに、不要な情報が開示されていないか複数のブラウザで確認していますか?
Webから登録させる仕組みの中で、過去履歴を検索させたときに他人の履歴や他人の情報が開示されていないかかくにんしていますか?
ホームページ掲載時に不適切な掲載がないか、複数の人で確認をしていますか?
会報、取引先を含めたグループニュース、企業が発信者のSNSなどへの掲載時に個人情報が含まれていないか確認し、あるいは掲載対しての許可など本人の承認を得ていますか?
システム開発時にデータが関係者以外からアクセスできるようになってたり、不要な情報開示がされていませんか?
偽りのドメインを利用したページとの混同を避ける制御、注意喚起をしていますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

コンピュータは繰り返し処理に使うもので、新しいこと、違うことをやらせるときには簡便に見えても、徹底したテストが必要である。
テストにはある程度確立したルールもあり、テストをやらない、あるいはテストを省く条件も決められている。データを取り込んで出力する、という一見なんでもない処理であっても、テスト未実施という手抜きをすればこのような事態を引き起こす。テストを省くことを許容する組織の問題である。

具体例:

テストは地味で、単調な作業です。しかし製作者、開発者のプロとしての宿命です。事業の機会損失を防ぐ大切な作業です。
最低限行うべきテスト項目を挙げてみました。
コンテンツ確認
・作成したページに誤字脱字がないか
・内容が間違っていないか
・個人情報や機密情報が表示されていないか
・画像は崩れなく正しい物が表示されているか
リンク
・リンク切れしていないか
・リンク先が正しい目的のページか
・リンク先に個人情報や機密情報が表示されていないか
・ファイルを開いたりダウンロードできるものは、不都合な情報がないかファイルの中まで確認したか
・EXCELファイルが開ける場合、目的外シートが含まれていないか確認したか?
デバイス
PC(Windows、Mac)、タブレット(Android、iOS)、スマートフォン(Android、iOS)でPCと同じ情報が表示されることを確認したか?
フォームの確認
・フォームを使用する場合、フォームに入力した内容が正しく送受信されるか確認したか?
・フォームは毎回リフレッシュがかかり、前の入力情報が表示されることはないか?
・日本語以外の言語や記号、数字といった想定外の入力をした場合の動作確認をしたか?・入力完了前にブラウザを閉じたらどうなるか確認したか?

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