事故から学ぶ

新潟県立中央病院 書類誤交付で患者の個人情報が漏えい

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2022/4/12
漏えい人数 2
事故概要

新潟県立中央病院は15日(金)、職員が患者の情報が記載された書類を誤って別の患者に渡し、個人情報が漏えいしたことが判明したと発表しました。
病院によりますと今月12日(火)、患者の家族に主治医が病状を再説明した際、家族から前回説明を受けた5日(火)にもらった書類の中に、自分の家族の物ではなない書類が入っていたと指摘を受けて、個人情報の漏えいが発覚しました。患者の家族が持参した書類を確認したところ、別の2人の患者の基本情報(氏名、生年月日、家族名、連絡先電話番号)が記されていました。
誤って交付された患者2人の書類は、5日に病棟看護師が患者の家族へ連絡するために印刷しましたが、プリンターを確認したものの、出たはずの2人の情報用紙はなく、うまく印刷できなかったと思い、そのままにしていたということです。
中央病院では12日に患者に謝罪するとともに、誤って交付した書類を回収しました。また、同日に情報が漏えいした患者2人の家族にも謝罪したということです。
中央病院では再発防止の対策として、患者に渡す書類すべての内容確認を徹底し、患者に係る書類は患者ごとにファイルで整理することを徹底するとしています。

引用元 上越妙高タウン情報

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置
(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(郵送・宅配の誤送付防止)

チェックリストにある要求ルール:

個人情報を含む重要情報を出力、郵送送付や宅配をする場合、本当に送付する必要があるか、同封書類に誤りがないか、不要な情報が含まれていないか、送付先に誤りがないか作業者と確認者の二重で確認をしていますか。送付記録をつけていますか?
個人情報を同封する場合、封筒の宛名と同封書類の個人情報を突き合わせ、誤封入と誤送信を防止していますか?
個人情報を郵送する場合、書留などの追跡可能な郵便を利用していますか。
個人情報を郵送する場合、直接郵便窓口に持参するなど、郵便局への引き渡しを確実なものにしていますか?
圧着ハガキは裏面が剥がれにくい秘密保持に適したタイプを選択していますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
間違えのある宛名シールの上に別の人の宛名シールを貼らないでください。はがすと前の人の宛名が見えることがあります。

■ 推奨対策

対策:

個人情報を扱う現場の作業では、あらゆるところで個人情報漏えいのリスクがある。
今回の例もその典型である。紙を紛失するな、USBは使うな、メールアドレスは間違えるな、など防止策の指示はたくさん飛ぶが、郵送や宅配サービス利用もリスクがある。

具体例:

事例で挙げられるのは、宛先と内容物のずれ、送付先違い、個人情報を記載した不要な送付物の混入、郵便不着、宅配サービス不着など、漏えいリスクは複数あるので、日常業務だといえども丁寧に仕事をすべきである。
自分の手から離れた後にもリスクがあるので、到着を確認する手間を惜しまないことである。

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