事故から学ぶ

新潟県阿賀町で、個人情報の含まれた廃棄文書を運搬する際に一部文書を道路に飛散させる事案が発生

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2022/3/31
漏えい人数 0
事故概要

新潟県阿賀町は31日、個人情報の含まれた町の廃棄文書を運搬する際、一部文書を道路に飛散させる事案が発生したと発表した。
30日午後、鹿瀬支所で町職員(支所職員)が年度末の書類を整理しトラックに搬入。その後、個人情報の含まれた廃棄文書を焼却処分するためにトラックで焼却場へと運搬をはじめ、その途中の15時ころに文書の一部を道路上に飛散させたことに気がついた。
職員はすぐに書類を回収したものの、15時30分ころに、近隣住民からの通報で回収しきれなかった書類が残っていることが判明し、再度本庁および支所職員10人で、町道沿いを捜索し飛散した資料およそ50枚を回収した。回収作業は17時20分に終了したという。
飛散した文書に含まれる個人情報は、平成21年度台帳番号検索簿に記載されている名前および住所、当初課税処理エラーリストに記載されている名前と生年月日。

引用元 NIKKEI

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 作業ルールの徹底(社外での盗難・紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

車の中に個人情報が記載された書類やPCを置いたまま、車から離れていませんか?
仕事の郵便物を自宅に送付して、ポストからの回収せず放置していませんか?
喫茶店やレストランで、座席にカバンを置いたまま席を離れていませんか?
自転車のかごなど、ひったくりに合いそうな場所にカバンを置いていませんか?
自転車やバイクに荷物を置いたまま、コンビニなどで買い物をしていませんか?

■ 推奨対策

対策:

個人情報保護法にある安全管理措置の重要管理ポイント違反で内部紛失は発生する。
ルールどおりのことがされたが見落としたというのであれば、慣れによる注意散漫と考えるべきで、それに応じた対策が必要となる。
PCや書類などの保管方法と当該書類を使用するときに発生するリスクが検知できないのは、危機意識がない証明でもある。毎回の施錠管理未実施も問題である。
持ち出しと返却の数量確認を行うのが常識であり、実施していないのであれば手抜きであり、職員も管理職もペナルティを負うべきである。

具体例:

財布をむき出しのまま喫茶店の席を離れたり、車内に置いて無施錠で車から離れることは少ないと思われるので、端末や書類、カバンも同じ感覚を植え付ける「しつけ教育」をする必要がある。
教育は「今後は注意しましょう」という教育内容では再発防止にはならない。

ご入会のお手続きはこちら

会費のお支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替の2種類お選びいただけます。 (会費のお支払方法により、入会手続きが異なります。) 詳しくは、「ご入会の流れについて」をご確認ください。