事故から学ぶ

仙台市立小学校教諭 児童のデータ入りUSB紛失

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2022/3/22
漏えい人数 32
事故概要

3月22日、仙台市内の小学校で、教諭が児童の個人情報データが入ったUSBメモリを紛失していたことがわかりました。
仙台市によりますと今月22日、仙台市宮城野区内の市立小学校に勤める教諭が校内でデータを保存し家に持ち帰ったUSBメモリがなくなっていることに気づきました。このUSBメモリには教諭が担任する児童32人分の名前や通知表に記載する学校での児童の様子などのデータが入っていたということです。個人情報のデータを持ち出す際には校長の許可が必要でしたが、この教諭は許可の申請を行っていませんでした。現在までに個人情報の流出は確認されていないということです。教諭は市の聞き取りに対し「年度末の多忙な時期で家で仕事をするために持ち帰った」と説明しているということです。この小学校では、近日中にも児童と保護者に対し事実の説明を行い、謝罪する予定です。

引用元 TBC東北放送

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(電子データ、情報機器の紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

電子データの重要情報を社外へ持ち出す時は許可を得ていますか。持ち出しの記録を取っていますか?
電子データの持ち出し時にはパスワード保護や暗号化し、さらに肌身離さないなど、盗難や紛失の対策をしていますか?
PCの画面などを第三者に見える形で使用していませんか?
USBメモリは自動暗号化されるセキュリティータイプをしようしていますか?
USBは首からかけるストラップのような大きな印をつけて目立たせるなど紛失や置き忘れ防止策を講じていますか?
パソコンや業務携帯などの紛失防止教育を徹底していますか。
重要情報やPC,USB等が入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩ることを身につくまで、徹底教育していますか?
携帯電話、スマートフォンの紛失と盗難を防止する物理的な対策を講じていますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

気づいたときには紛失していた、というのが紛失である。
防止策は、紛失しそうな場面を想定し予防策を全員に考えさせることが第一歩になる。
ああしろ、こうしろ、では記憶に残らない。紛失防止策は自分で自分にコミットすることが必須である。なくしそうなUSBは無くさないように頑張るのではなく、使わない、持ち出さないように自分の仕事の方法を変えることである。

具体例:

紛失事故がおきた場合は、組織の管理体制の不備という評価が下る。紛失防止に組織として何をすべきだったのか、これからなにをすべきかを全員で考えることである。考えなければ記憶に残らない。職場全体の紛失防止の意識の醸成教育を計って頂きたい。

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