事故から学ぶ

不正アクセスに伴うシステム停止について グローバルウェーハズ・ジャパン㈱

事故概要

業種 民間企業
発生時期 2022/2/28
漏えい人数 0
事故概要

2022 年 2 月 28 日当社サーバーに不正アクセスを受けたことを確認しました。
不正アクセス確認後、直ちにネットワークから社内システムを切り離しました。 尚、弊社ホームページは、社外のサーバーを使っているため、不正アクセスの影響は受けておりません。
社内のネットワーク、システムを停止させ、これに伴い製品の製造および出荷も停止しました。現在、外部の専門機関も交え、経済産業省、警察にも相談をしながら、不正アクセスの影響範囲を特定し、対策を実施しております。
システムの安全性が確認されたところから順次復旧作業を進め、停止している製造、出荷の早期再開を目指します。製造、出荷の再開日程は、3 月 3 日(木)にお知らせできる見込みです。
尚、これまでの調査では不正アクセスによるお客さまに関連する情報の流出は確認されておりません。
製品の出荷への影響など、お客さま、お取引先さまにお知らせすべき事項につきましては、営業部門、調達部門より別途お知らせいたします。
お客さま、お取引先さまをはじめとする関係者の皆さまにはご心配、ご迷惑をお掛けすることとなり、深くお詫び申し上げます。

引用元 グローバルウェーハズ・ジャパン㈱

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムの脆弱性と思慮されるが、システムの運用環境は常に変化するため、昨日まで安全でも今日には漏えいする、という状況が発生する。最低でも日単位でセキュリティー動向の最新情報を把握するとともに、サーバ管理会社とも密接な連絡を取り、安全対策を最新化しておくことが必要である。

具体例:

セキュリティーシステムは「自社も必ず攻撃を受ける」という意識で毎日ニュースをチェックし、その対策を考えるべきである。インターネットを利用したサービス提供事業者ならば、社内にもセキュリティーのエキスパートを育成し、セキュリティー専門会社との組み合わせでサービス全体の安全管理措置を講じていく必要がある。業者任せにしてはいけない。分からないまま済ませてはいけない。ユーザ数の多いサイトは最新ハッキング手法を試す実験場になっており、対策が後手に回るリスクを抱えている。常に最新対策情報を自ら得る体制を整えておくべきであろう。

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