事故から学ぶ

決済サービス会社における情報流出の可能性に関するお知らせとお詫びについて 福山市

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2022/2/22
漏えい人数 0
事故概要

2022年(令和4年)2月22日,本協会は,教室等申込システムの運営・決済代行を委託している株式会社メタップスペイメント(以下「MP社」といいます。)より,「MP社のデータベースに不正アクセスがあり,同データベース上の個人情報が流出した可能性がある」との報告を受けました。
MP社によりますと,流出懸念の対象となるのは,2021年(令和3年)10月14日から2022年(令和4年)1月25日までの間に,本協会の教室等申込システム上でクレジット登録または変更をされた情報とのことです。
また,MP社にて第三者機関による調査が行われましたが,流出した情報の件数や個別のカード情報等の具体的な内容の特定には至らなかったとのことです。
なお,MP社からは,流出が懸念された原因に対する対策は既に講じられており,現状,第三者調査機関による安全性の確認もとれているとの報告を受けております。
情報流出の可能性があるお客様には,本協会よりご登録のメールアドレスに通知させていただきますので,詳細はメールをご確認いただきますとともに,通知に記載の各種対応を講じていただきますようお願いいたします。
今後は,このような事態が発生することがないよう,本協会といたしましてもMP社を含む各委託先に対する監督を強化していく所存でございます。
多大なるご迷惑及びご心配をおかけする事態となりましたこと,深くお詫び申しあげます。
本件に関し,ご不明な点がございましたら,次の問合せ窓口までお問い合わせいただきますようお願いいたします。

引用元 福山市

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムの脆弱性と思慮されるが、システムの運用環境は常に変化するため、昨日まで安全でも今日には漏えいする、という状況が発生する。最低でも日単位でセキュリティー動向の最新情報を把握するとともに、サーバ管理会社とも密接な連絡を取り、安全対策を最新化しておくことが必要である。

具体例:

セキュリティーシステムは「自社も必ず攻撃を受ける」という意識で毎日ニュースをチェックし、その対策を考えるべきである。インターネットを利用したサービス提供事業者ならば、社内にもセキュリティーのエキスパートを育成し、セキュリティー専門会社との組み合わせでサービス全体の安全管理措置を講じていく必要がある。業者任せにしてはいけない。分からないまま済ませてはいけない。ユーザ数の多いサイトは最新ハッキング手法を試す実験場になっており、対策が後手に回るリスクを抱えている。常に最新対策情報を自ら得る体制を整えておくべきであろう。

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