事故から学ぶ

「THREE公式オンラインショップ」及び「Amplitude公式オンラインショップ」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ

事故概要

業種 民間企業
発生時期 2021/8/20
漏えい人数 14640
事故概要

THREE公式オンラインショップ」及び「Amplitude公式オンラインショップ」におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様のクレジットカード情報(THREE公式オンラインショップ:最大8万9,295件、Amplitude公式オンラインショップ:最大1万4,640件)が漏えいした可能性があることが判明いたしました。

日頃より弊社ブランドをご愛顧くださっているお客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

クレジットカード情報が漏えいした可能性のあるお客様には、本日より電子メールにてお詫びとお知らせを個別にご連絡申し上げております。
※受信拒否設定やメールアドレスのご変更などで送信エラーが生じた場合、別途、ご登録住所宛てに書状を送付させていただきます。

なお、調査の結果、「ITRIM公式オンラインショップ」及び「FIVEISM × THREE公式オンラインショップ」におきましては、不正アクセス及びクレジットカード情報漏えいの痕跡は確認されませんでした。

弊社では、今回の事態を厳粛に受け止め、全力で再発防止のための対策を講じてまいります。
お客様をはじめ関係者の皆様には重ねてお詫びを申し上げますとともに、本件に関する概要につきまして、下記の通りご報告申し上げます。

1.経緯
2021年8月20日 弊社担当者にて、弊社が運営しているECサイト「THREE公式オンラインショップ」及び「Amplitude公式オンラインショップ」上で弊社サイトを利用したお客様のクレジットカード情報の漏えい懸念が確認され、不正アクセスの可能性が疑われたため、外部からのアクセスを遮断すると共に、弊社が運営する「THREE公式オンラインショップ」、「Amplitude公式オンラインショップ」、「ITRIM公式オンラインショップ」及び「FIVEISM × THREE公式オンラインショップ」の決済機能を即日停止。
2021年8月20日 第三者調査機関へ調査を依頼。
2021年8月21日 「THREE公式オンラインショップ」、「Amplitude公式オンラインショップ」、「ITRIM公式オンラインショップ」及び「FIVEISM × THREE公式オンラインショップ」を全面停止。
2021年8月23日 初期対応を完了、弊社代表取締役を本部長とした対策本部を設置し、以後の対応にあたる。
2021年8月24日 第三者調査機関による調査を開始。
2021年10月22日 調査機関による調査が完了し、2020年5月21日~2021年8月18日の期間に「THREE公式オンラインショップ」及び「Amplitude公式オンラインショップ」で商品を購入されたお客様クレジットカード情報が漏えいした可能性があることを確認。
2021年10月29日 第三者機関による調査結果をもとに個人情報保護委員会へ本件を報告。
2021年11月4日 所轄警察署へ被害を申告。
2022年2月24日 以上の事実確認、およびクレジットカード会社との連携の上、本日の発表に至る。
2.個人情報漏えい状況
(1)原因
弊社ではクレジットカード情報を保有しておりませんでしたが、弊社が運営する「THREE公式オンラインショップ」及び「Amplitude公式オンラインショップ」のシステムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたため。

(2)クレジットカード情報漏えいの可能性があるお客様
2020年5月21日~2021年8月18日の期間中に「THREE公式オンラインショップ」においてクレジットカード決済をされたお客様8万9,295名及び「Amplitude公式オンラインショップ」においてクレジットカード決済をされたお客様1万4,640名で、漏えいした可能性のある情報は以下のとおりです。

・クレジットカード名義人名
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティコード
なお、第三者調査機関によるログファイル等の調査の結果、THREE会員様及びAmplitude会員様のID・パスワードが漏えいした可能性があること及びECサイト内の個人情報が格納されたサーバが不正アクセスを受けていたことが確認されましたが、漏えいを明確に示す証跡は確認できませんでした。

3.お客様へのお願い
(1)クレジットカード不正利用ご確認のお願いについて
既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、漏えいした可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。
お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。
万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、たいへんお手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のクレジットカード会社にお問い合わせいただきますよう、併せてお願い申し上げます。
なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、クレジットカード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております。

(2)他のサイトにおけるログインID・パスワード変更のお願いについて
他のサイトでログイン用認証情報として、THREE会員様及びAmplitude会員様ID、パスワードと同じID及びパスワードを使用されている場合は、大変お手数ではございますが、念のため、ご変更のお手続きをいただきますようお願い申し上げます。

(3)「THREE公式オンラインショップ」及び「Amplitude公式オンラインショップ」におけるログインID ・パスワード変更のお願いについて
クレジットカード情報が漏えいした可能性のあるお客様におかれましては、マイページへのログインにおいて、弊社にて不正なログインを防止する措置を講じておりますが、オンラインショップの再開に先んじて、THREE会員様は公式アプリより、また、Amplitude会員様はWebサイトにて、パスワード再設定を行っていただくことをおすすめしております。

なお、再開前にパスワード再設定を行われないお客様におきましても、オンラインショップ再開時に、アカウントのセキュリティを万全とし、今後、安心してお買い物をしていただけるよう、パスワードの再設定が必要となる措置を取らせていただきます。

4.再発防止策ならびに弊社が運営するサイトの再開について
2021年8月20日の漏えい懸念から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。
本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにお詫び申し上げるところではございましたが、決済代行会社と協議し、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であるとの説明を受け、発表は調査会社の調査結果、およびクレジットカード会社との連携を待ってから行うことに致しました。
今回の発表までお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。
なお、再発防止策の一環として、「THREE公式オンラインショップ」、「Amplitude公式オンラインショップ」、「ITRIM公式オンラインショップ」及び「FIVEISM × THREE公式オンラインショップ」につきましては、使用していたサーバやシステムを全て破棄した上で、新たなサーバ、システムにて再稼働することを予定しております。
改修後の各サイトの再開日につきましては、決定次第、改めてWebサイト上にてお知らせいたします。
また、弊社は今回の不正アクセスにつきまして、監督官庁である個人情報保護委員会には2021年10月29日に報告済みであり、また、所轄警察署にも2021年11月4日被害申告しており、今後捜査にも全面的に協力してまいります。

引用元 acro-inc

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムの脆弱性と思慮されるが、システムの運用環境は常に変化するため、昨日まで安全でも今日には漏えいする、という状況が発生する。最低でも日単位でセキュリティー動向の最新情報を把握するとともに、サーバ管理会社とも密接な連絡を取り、安全対策を最新化しておくことが必要である。

具体例:

セキュリティーシステムは「自社も必ず攻撃を受ける」という意識で毎日ニュースをチェックし、その対策を考えるべきである。インターネットを利用したサービス提供事業者ならば、社内にもセキュリティーのエキスパートを育成し、セキュリティー専門会社との組み合わせでサービス全体の安全管理措置を講じていく必要がある。業者任せにしてはいけない。分からないまま済ませてはいけない。ユーザ数の多いサイトは最新ハッキング手法を試す実験場になっており、対策が後手に回るリスクを抱えている。常に最新対策情報を自ら得る体制を整えておくべきであろう。

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