事故から学ぶ

公益通報の情報 重大なメール誤送信問題 富山県が当面の再発防止策まとめる

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2022/1/30
漏えい人数 240
事故概要

県くすり政策課の職員が、事業者の不正に関する公益通報の窓口に寄せられた通報内容や通報者の氏名などの情報を県内の医薬品関係者に誤ってメールで送信した問題を受けて、県は、当面の再発防止策をまとめました。

この問題は1月に県くすり政策課の職員が事業者の不正に関する公益通報の窓口に寄せられた通報内容や通報者の氏名などの情報を県内の医薬品関係者約240人に誤ってメールで送信したものです。
県はこの問題を受けて再発防止に向けた取り組みを公表し、県くすり政策課での薬に関する公益通報の受け付けを一時的に停止し、当面、すでに公益通報の専任職員が配置されている県広報課で対応することになりました。
また、通報に関する秘密の保持や個人情報の保護について職員の理解が十分ではなかったとして、通報窓口を担当する職員を消費者庁が主催する研修に参加させるほか、幹部職員を対象に3月から公益通報制度に関する研修を実施していくとしています。
新田知事は4日の会見で「最も注意を払って守らなければならない公益通報の情報や通報者の個人情報が漏えいしたことはあってはならない極めて重大な事案で、通報者や関係者に多大なご迷惑をおかけしたことを改めて深くおわびします」と述べました。

引用元 NHK

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 パソコン利用教育(メール送信・添付ファイル送信ルール)

チェックリストにある要求ルール:

重要情報や個人情報をメールで送る時は,メール本文に記載せず、重要情報は添付ファイル形式にして、さらにパスワード保護するなどのように、重要情報の保護をしていますか?
メールに添付する場合、不要なファイルを添付していないか確認していますか?
電子メールの送信先に誤ったファイルが添付されていないか、ファイルを開いて確認してから送信していますか??
重要情報が含まれる電子メールを送る前には、送信アドレスを再確認していますか?自分以外の人にも確認をしてもらっていますか?。
複数の相手先への送信時はTOではなくBCCを使用していますか?
似たアドレスや似た名前の人のメールアドレスは、注意して確認していますか?
データ送信時に不要な個人情報が含まれていないことを、複数の人で確認していますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

メール誤送信は日常的に発生しているが、個人情報の漏えいは二次被害を伴うこともあり、強い決意で対策の実施を図らなければならない。
最近は、漏えいしたメールアドレスを使いマルウエアを送り込んだり、情報を吸い上げる、あるいは他人を錯誤させて重要情報を聞き出すなどの二次被害が多発している。メールを送るという行為自体に緊張感を持たなければ誤送信は防げない。送信する本人しか気づけない。
メール送信事故には、宛先間違い、添付間違い、BCC不作為、気づかずマルウエア拡散メール送信などリスクが複数あるので、本文を書いたら即送信、という態度を改めることが教育の最初に来るべき事項である

具体例:

たかがメール送信と考えず、認識を新たに教育の徹底をしつこく行うべきである。担当者も異動などで流動的であるはずなので、リスクを組織として認識しておかなければならない。
メール誤送信は組織の怠慢であるととらえて、組織のリスクマネージメント力を試されていると考えてた方がよい。

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