事故から学ぶ

動画配信サービスの利用による個人情報の流出について 埼玉県

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2021/11/28
漏えい人数 32
事故概要

県立総合教育センターにおいて、教員研修資料として撮影した個人情報を含む授業の動画を、YouTube上に掲載する事故が発生しました。
現在のところ、第三者による不正使用等の事実は確認されていません。
1 事故の概要
令和3年11月28日(日曜日)17時45分頃、県立総合教育センターの指導主事が教員研修資料とするために撮影した授業の動画を編集し、関係者の確認を得ることを目的としてYouTubeにアップロードした。また、関係者のみが閲覧できる限定公開ではなく、公開として誤掲載した。
12月1日(水曜日)19時45分頃に当該指導主事が確認したところ、動画が公開の設定になっていたことに気付き、動画を削除した。
2 個人情報の内容
該当の授業を実施した小学校児童32名の姿(うち16名は名札等により氏名の識別が可能)
3 再発防止策
全職員に個人情報の取扱いについて細心の注意を払うよう改めて周知し、徹底する。

引用元 埼玉県

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(ホームページ・メール本文誤開示防止)

チェックリストにある要求ルール:

法律が改正されクッキーの利用方法が制限されました。法律に則ったクッキーの利用方法になっていますか?
ホームページやSNS、同報メール、FAXに情報を掲載する際、個人情報、社外秘情報が含まれていないこと、添付ファイルに誤りがないことを、複数回、複数の人でチェックしていますか。
ホームページへの情報掲載直後に、アップロードした資料などに個人情報が掲載されていないか、複数の人で確認していますか。
ホームページからデータ検索をしたときに、不要な情報が開示されていないか複数のブラウザで確認していますか?
Webから登録させる仕組みの中で、過去履歴を検索させたときに他人の履歴や他人の情報が開示されていないかかくにんしていますか?
ホームページ掲載時に不適切な掲載がないか、複数の人で確認をしていますか?
会報、取引先を含めたグループニュース、企業が発信者のSNSなどへの掲載時に個人情報が含まれていないか確認し、あるいは掲載対しての許可など本人の承認を得ていますか?
システム開発時にデータが関係者以外からアクセスできるようになってたり、不要な情報開示がされていませんか?
偽りのドメインを利用したページとの混同を避ける制御、注意喚起をしていますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

コンピュータは繰り返し処理に使うもので、新しいこと、違うことをやらせるときには簡便に見えても、徹底したテストが必要である。
テストにはある程度確立したルールもあり、テストをやらない、あるいはテストを省く条件も決められている。データを取り込んで出力する、という一見なんでもない処理であっても、テスト未実施という手抜きをすればこのような事態を引き起こす。テストを省くことを許容する組織の問題である。

具体例:

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