事故から学ぶ

オミクロン株で偽メール 厚労省装い、情報流出恐れ

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2021/12/9
漏えい人数 0
事故概要

【情報】新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への対応と偽ってコンピューターウイルスに感染させようとするメールが国内で確認されたことが9日、セキュリティー企業「チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ」の調査で分かった。差出人は厚生労働省などを名乗っており同社は個人情報が盗まれる恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
同社によると、メールのタイトルには日本語で「【緊急】新型コロナの変種のため15日以内の個人情報を報告してください」と記載されていた。
文中には、個人情報を入力するためにエクセル形式のファイルをダウンロードするよう求めるリンクが貼り付けられていた。実際にアクセスするとウイルスに感染する。12月に入ってから同様の偽メールが数種類見つかっているが被害は確認されていないという。
文末には厚労省の住所やホームページアドレス、電話番号も記載。タイトルの「緊急」の字体が崩れていたほか、一部不自然な文章もあった。厚労省は「本人に事前確認をせずにメールで個人情報の報告を求めることはない」としている。

引用元 厚生労働省

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムの脆弱性と思慮されるが、システムの運用環境は常に変化するため、昨日まで安全でも今日には漏えいする、という状況が発生する。最低でも日単位でセキュリティー動向の最新情報を把握するとともに、サーバ管理会社とも密接な連絡を取り、安全対策を最新化しておくことが必要である。

具体例:

セキュリティーシステムは「自社も必ず攻撃を受ける」という意識で毎日ニュースをチェックし、その対策を考えるべきである。インターネットを利用したサービス提供事業者ならば、社内にもセキュリティーのエキスパートを育成し、セキュリティー専門会社との組み合わせでサービス全体の安全管理措置を講じていく必要がある。業者任せにしてはいけない。分からないまま済ませてはいけない。ユーザ数の多いサイトは最新ハッキング手法を試す実験場になっており、対策が後手に回るリスクを抱えている。常に最新対策情報を自ら得る体制を整えておくべきであろう。

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