事故から学ぶ

「アヤハディオネットショッピング」への不正アクセスによるお客様情報漏洩に関するお詫びとお知らせ 株式会社アヤハディオ

事故概要

業種 民間企業
発生時期 2021/9/3
漏えい人数 592
事故概要

弊社が運営する「アヤハディオネットショッピング*1」(https://www.ayahadio.jp)の EC サイト(以下「本件 EC サイト」といいます)におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様のクレジットカード情報(110 件)及び個人情報(592 名)が漏洩した可能性があることが判明いたしました。
なお、クレジット情報及び個人情報が漏洩した可能性のあるお客様には、書状にてお詫びとお知らせを個別にご連絡申し上げております。
弊社では、今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を講じてまいります。
お客様をはじめ関係者の皆様には重ねてお詫びを申し上げますとともに、本件に関する概要につきまして、下記の通りご報告いたします。なお、アヤハディオ、ディオワールド各店舗で使用しております、アヤカポイントカードは別のシステムを使用しているため、本件との関係は一切ございませんので、ご安心ください。
*1 : 楽天市場店、ヤフー店は対象ではございません。
1.経緯
2021 年 9 月 3 日に、本件 EC サイトの制作・保守を委託している協力会社より本件 EC サイトを利用したお客様のクレジットカード情報及び個人情報の漏洩懸念について連絡を受け、2021 年 9 月 4 日に本件 EC サイトの Web サービスを停止いたしました。その後、第三者調査機関による調査を開始いたしました。2021 年 9 月 28 日に調査機関による調査が完了し、2021 年 3 月 26 日から 2021 年 8 月 19日までの間に本件 EC サイトで購入されたお客様の一部でクレジットカード情報が漏洩した事、また、2021 年 4 月 6 日までに本件 EC サイトに登録いただいたお客様の個人情報が漏洩した可能性があるこ
とを確認いたしました。
2.クレジットカード情報及び個人情報漏洩状況
(1)原因
本件 EC サイト制作・運用委託先のシステムへの第三者による不正アクセスを受け、悪性ファイルが設置されたため。
(2)クレジットカード情報漏洩の可能性があるお客様
2021 年 3 月 26 日から 2021 年 8 月 19 日の期間中に本件 EC サイトにおいてクレジットカード決済をされた 110 件で、漏洩した可能性のある情報は以下のとおりです。
・カード名義人名・クレジットカード番号・有効期限・セキュリティコード
上記に該当する 110 件のお客様については、別途、書状にて個別にご連絡申し上げております。
(3)個人情報漏洩の可能性があるお客様
2021 年 4 月 6 日までに本件 EC サイトにおいて登録のあるお客様 592 名で、漏洩した可能性のある情報は以下のとおりです。
・姓名
・姓名カナ
・住所
・電話番号
・メールアドレス
上記に該当する 592 名のお客様については、別途、書状にて個別にご連絡申し上げております。
3.お客様へのお願い
既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、漏洩した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、たいへんお手数ですが、同クレジットカードの裏面に記載のカード会社へお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております。
4.情報公表について
2021 年 9 月 3 日の漏洩懸念から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、発表は調査会社の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことにいたしました。
今回の発表までお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
5.再発防止策ならびに弊社が運営するサイトの再開について
弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止めており、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。改修後のアヤハディオネットショッピングの再開日につきましては、決定次第、改めて、弊社 EC サイト上にてお知らせいたします。
また、弊社は今回の不正アクセスにつきまして、個人情報保護委員会に 2021 年 9 月 13 日に報告済みであり、また、所轄警察である大津警察署にも 2021 年 9 月 5 日に通報しており、今後捜査にも全面的に協力してまいります。

引用元 株式会社アヤハディオ

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムの脆弱性と思慮されるが、システムの運用環境は常に変化するため、昨日まで安全でも今日には漏えいする、という状況が発生する。最低でも日単位でセキュリティー動向の最新情報を把握するとともに、サーバ管理会社とも密接な連絡を取り、安全対策を最新化しておくことが必要である。

具体例:

セキュリティーシステムは「自社も必ず攻撃を受ける」という意識で毎日ニュースをチェックし、その対策を考えるべきである。インターネットを利用したサービス提供事業者ならば、社内にもセキュリティーのエキスパートを育成し、セキュリティー専門会社との組み合わせでサービス全体の安全管理措置を講じていく必要がある。業者任せにしてはいけない。分からないまま済ませてはいけない。ユーザ数の多いサイトは最新ハッキング手法を試す実験場になっており、対策が後手に回るリスクを抱えている。常に最新対策情報を自ら得る体制を整えておくべきであろう。

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