事故から学ぶ

不正アクセスによる迷惑メール送信のお詫びについて 群馬大学

事故概要

業種 行政の職員
発生時期 2021/9/21
漏えい人数 1
事故概要

この度、全学共通のメールシステムと独立して運営していたメールサーバにおいて、利用者1名分のメールアカウントが不正にアクセスを受け、2021年9月21日午前0時48分から9月24日午前11時35分頃まで、約57万件の迷惑メールが送信されるという事案が発生しました。
今回このような事案が発生し、関係者の皆様に大変なご迷惑をお掛けすることになり、深くお詫び申し上げます。今回の事案を極めて重大な問題であると受け止めこのような事態が二度と起こらないよう、より一層の情報管理の徹底を図り、再発防止を講じて参ります。
なお、不正アクセスによる被害は確認されておりません。
迷惑メール情報
送信された迷惑メール数 : 570,364件
送信アドレス数 : 330,723アドレス
送信された期間
1回目:2021年9月21日(火)午前0時48分頃
2回目:2021年9月22日(水)午後7時頃から翌日午前6時頃まで
3回目:2021年9月24日(金)午前6時頃から同日午前11時35分頃まで
再発防止策
攻撃されたサーバは学外からのアクセスを禁止する制限を実施し、ひきつづき不正なログインの試みが行われていないか監視します。
また、本サービスのサーバは可及的すみやかに廃止します。

引用元 群馬大学

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムの脆弱性と思慮されるが、システムの運用環境は常に変化するため、昨日まで安全でも今日には漏えいする、という状況が発生する。最低でも日単位でセキュリティー動向の最新情報を把握するとともに、サーバ管理会社とも密接な連絡を取り、安全対策を最新化しておくことが必要である。

具体例:

委託先管理に含まれるのがクラウドサービスである。
クラウトサービス利用時に注意書きを最後まできちんと読むことなく利用を開始したため、想定外の情報共有や公開の設定をしてしまうことがある。
不慣れで引き起こした漏えい事故でも個人情報漏えいに変わりはない。利用前に口コミサイトなどで先人のミスや注意を他山の石として取り込むことである。

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