事故から学ぶ

加工食品通販サイトに不正アクセス – クレカ情報流出のおそれ 伊勢せきやオンラインショップ

事故概要

業種 民間企業
発生時期 2021/3/13
漏えい人数 23
事故概要

アワビをはじめとする加工食品を扱う「伊勢せきやオンラインショップ」において、不正アクセスによりクレジットカード情報が外部に流出した可能性があることがわかった。
同サイトを運営する関谷食品によれば、同サイトの決済アプリケーションが改ざんされ、顧客のクレジットカード情報が外部に流出した可能性があることが判明したもの。
対象となるのは、3月11日からサイトを停止した同月16日にかけて購入時にクレジットカード決済を利用した顧客23人。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードを窃取された可能性がある。
3月13日にオンラインショップを管理する委託先より不正アクセスの報告があり、問題が判明。停止して調査を行い、復旧して再度公開したものの、2021年3月16日に再度不正なアクセスについて報告を受けたことからサイトを停止した。
3月22日に警察へ被害を相談するとともに、外部事業者による調査を実施し、6月8日に完了。個人情報保護委員会には8月18日に事態を報告したという。
対象となる顧客に対しては、9月14日よりメールや書面を通じて経緯を説明し、謝罪を行っており、身に覚えのない請求が行われていないか確認するよう注意を呼びかけている。

引用元 Security NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムの脆弱性と思慮されるが、システムの運用環境は常に変化するため、昨日まで安全でも今日には漏えいする、という状況が発生する。最低でも日単位でセキュリティー動向の最新情報を把握するとともに、サーバ管理会社とも密接な連絡を取り、安全対策を最新化しておくことが必要である。

具体例:

セキュリティーシステムは「自社も必ず攻撃を受ける」という意識で毎日ニュースをチェックし、その対策を考えるべきである。インターネットを利用したサービス提供事業者ならば、社内にもセキュリティーのエキスパートを育成し、セキュリティー専門会社との組み合わせでサービス全体の安全管理措置を講じていく必要がある。業者任せにしてはいけない。分からないまま済ませてはいけない。ユーザ数の多いサイトは最新ハッキング手法を試す実験場になっており、対策が後手に回るリスクを抱えている。常に最新対策情報を自ら得る体制を整えておくべきであろう。

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