事故から学ぶ

個人情報含む工事関係書類が車上荒らし被害- 名古屋市上下水道局

事故概要

業種 行政機関
発生時期 2021/7/12
漏えい人数 65
事故概要

名古屋市上下水道局は、工事現場のパトロール時に車両荒らしに遭い、個人情報含む工事関係書類が車内より盗まれたことを明らかにした。
同局によれば、7月12日9時半から10時半ごろにかけて2カ所の工事現場をパトロールした際、車から約10分ほど離れたが、その際に後部座席よりダイヤル式の鍵で施錠されていた鞄ごと、配水管布設工事に関する書類が持ち去られたという。
盗難被害に遭った書類は、工事3カ所分の関連書類で、顧客の水栓番号55件、給水管および水道メーターの位置、水道メーターの口径44件のほか、配水管施工士の氏名、住所、生年月日、顔写真など9件、下請負人の氏名、住所、生年月日、顔写真など1件が含まれる。3カ所目の現場を訪れた際に必要となる書類を取り出そうとしたところ、被害に気がついた。被害に遭った職員は、駐車時に車両を施錠したと話しているが、リモートロックだったため、実際に施錠されていたかは不明。窓ガラスが割られるなど、車両の損傷はなかったという。
個人情報を持ち出す際、車両に置いたままにせず、携帯することとなっていたが、守られていなかった。被害の判明を受けて同日、警察へ被害届を提出したが、7月19日時点で書類は見つかっていない。対象となる顧客や関係者に対しては経緯の説明と謝罪を行っている。

引用元 Security NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-12(第20条)安全管理措置 作業ルールの徹底(盗難防止)

チェックリストにある要求ルール:

事務所で見知らぬ人を見かけたら声をかけるなどのように、無許可の人の立ち入りがないようにしていますか?
郵便ポストからの郵便物抜き取り防止策を講じていますか?
知らないうちに不審物(隠しカメラなど)が設置されていないか、事務所内を確認点検していますか?
最終退出者は事務所を施錠し退出の記録(日時、退出者)を残すなどのように、事務所の施錠を管理していますか?
退社時、長時間の離席時にはノートパソコンなどは鍵のかかるロッカーに収納していますか?
書類や書類の写しを勝手に持ち出せないように、教育の徹底と抜き打ち検査、書類保管場所の点検を不定期に実施していますか?
パソコン自体に盗難防止装置をつける、不在時は部屋を施錠したり、ノートパソコン鍵のかかるロッカーに収納する、などの盗難防止策を講じていますか?
退社時には、重要書類やノートパソコン、外付けハードディスクは、鍵のかかる引き出しや保管庫に収納するなど、盗難防止対策をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

車上狙いによる個人情報漏えいも件数が多い漏えい事故原因である。特に多いのがコンビニに入るときに、カバンは置きっぱなし、鍵もかけない、というケースである。

具体例:

車上狙い犯はしっかり狙いを定めてくることもある、という認識も必要である。コンビニ前の車上狙いは、コンビニの買い物客に狙いは定めているが、毎朝決まった時間に来る客以外は、特定の誰かを決めていないことも多い。計画的に狙われいることを自覚する必要がある。
しっかり施錠し、カバンや貴重品は面倒でも身につけて車を離れなければならない。

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