業種 | 民間企業 |
発生時期 | 2021/6/7 |
漏えい人数 | 718 |
事故概要 | この度、6月7日11時33分、同日に弊社より送信した件名「湯あがり本舗ショップリニューアルのお知らせ&クーポンプレゼント 」のメールをお客様に一斉送信する際、誤って全てのメールアドレスを「宛先」に入力して送信し、当該メールを受信されたすべての皆様に送信した全メールアドレスが表示されるという事態が発生しました。 |
引用元 | 湯あがり本舗 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
20-6(第20条)安全管理措置 パソコン利用教育(メール送信・添付ファイル送信ルール)
重要情報や個人情報をメールで送る時は,メール本文に記載せず、重要情報は添付ファイル形式にして、さらにパスワード保護するなどのように、重要情報の保護をしていますか?
メールに添付する場合、不要なファイルを添付していないか確認していますか?
電子メールの送信先に誤ったファイルが添付されていないか、ファイルを開いて確認してから送信していますか?
重要情報が含まれる電子メールを送る前には、送信アドレスを再確認していますか?自分以外の人にも確認をしてもらっていますか?
複数の相手先への送信時はTOではなくBCCを使用していますか?
似たアドレスや似た名前の人のメールアドレスは、注意して確認していますか?
データ送信時に不要な個人情報が含まれていないことを、複数の人で確認していますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
外部からの連絡で誤送信が発覚したという。
あわただしい現場では、自分が行っている操作、動作はほぼ無意識でおこなうため、無自覚で漏えい事故を起こす。
あわただしい現場で事故を防ぐにはどうするか、ということをあきらめずにひとつひとつ徹底し、そしてひとつでも事故を減らすことにつきる。個人情報漏えい事故は一発アウトという恐ろしさがある。
再発防止策
(1)送信先アドレス入力時は複数人で確認し、登録する。
(2)初めての宛先に個人情報を送信する場合、事前にメールを送り先方の受信確認後、個人情報を送る。
(3)送信する名簿にはセキュリティ(パスワード)をかけて送信することを徹底する。
(4)事前にパスワードの設定ルールを相手方に伝えておき、送信の際はルールに沿ったパスワードを掛けて相手方に送信する。(送信の度に、同一アドレスにパスワードを連絡するのではなく、事前にパスワードの設定ルールを伝えた上で名簿のみを送信することで、セキュリティを高める。)
(5)メールの送信については、担当職員が責任を持って対応する。
と整理されているので、ぜひ再発防止策の徹底をお願いしたい。
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