事故から学ぶ

ワクチン接種会場で名簿紛失、被接種者の返却書類に – 名古屋市

事故概要

業種 地方自治体
発生時期 2021/5/26
漏えい人数 1
事故概要

名古屋市は、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場において、被接種者の個人情報が記載された予約受付名簿を一時紛失したと発表した。被接種者に渡した返却書類に紛れていたという。

同市によれば、5月26日19時ごろ、ワクチンの集団接種会場で、2回目のワクチン接種について予約受付を行っていた派遣会社の従業員から、使用していた名簿6枚のうち、1枚が所在不明になっているとの報告を受けたという。名簿には、被接種者55人の氏名、電話番号、生年月日が記載されていた。

同日19時半ごろ、被接種者の家族から、接種会場で受け取った書類のなかに名簿が紛れ込んでいたと連絡があり、所在が判明。同日、被接種者宅を訪問し、名簿を回収した。名簿はファイルやバインダーなどに挟んで管理しておらず、接種券などの返却書類に紛れてしまったという。

流出した名簿に記載されていた被接種者に対しては、翌27日に経緯の説明と謝罪を行った。同市では紙の名簿を廃止し、予約の受付にはタブレット端末を利用するとしている。

引用元 Security NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

(第20条)安全管理措置(第21条)従業者の監督作業ルールの徹底(紙データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

紙書類の持ち出し時はカバンに入れ、落下や風による飛散を防いでいますか。
紙書類の輸送や移動が伴う場合は、社外への落下防止、万一落下した時に書類が飛散散逸しないよう箱に入れて輸送をしていますか。
重要情報入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩ることを見につくまで、徹底教育していますか?
個人情報が記載されたを書類を、机の上に放置せずに、書庫に保管し施錠するなど、紙データの紛失防止していますか?作業を中断した際は、机に放置せず、その都度保管庫に戻していますか?
外出先や自分の机以外の場所で作業をしたときは、確実にカバンに戻したことを確認していますか?この確認は一人で行うため、カバンに入れたこと、作業場所に何も残っていないことの2面で確認していますか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠時には、内容確認を2名以上で実施していますか?
個人情報の持ち出しは、規定に沿って許可を得て行っていますか?

■ 推奨対策

対策:

ワクチン接種会場での書類紛失とされている。
書類が紛失する原因は複数あるが、根本をたどると組織の怠慢に結びつく。

具体例:

うっかりミスなのでしょうがない、ではなくうっかりミスをどう防ぐのか真剣に取り組みをして頂きたい。組織の怠慢である。
名古屋市の場合、紙の名簿を廃止しタブレットのみに切り替えた、発表した。まずは個人情報が含まれた情報をいかに極小化するか、書類やデータを最小化することが安全管理に結びつく。それを肌で感じさせる事案であった。

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