業種 | 神戸市 |
発生時期 | 2021/4 |
漏えい人数 | 5 |
事故概要 | 1.概要 |
引用元 | 神戸市 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
21-20(第21条)従業者の監督 意識付け教育 ルールの徹底
(誤開示防止)
採用の際に守秘義務や罰則規定があることを知らせるなど、従業者に秘密を守らせていますか?
社内にある個人情報を盗み出したり、売買したりしないように従業者に教育をしていますか?
社内にある個人情報を、直接業務に関係ない従業者が閲覧できないようにしていますか?また閲覧を禁止する教育をしていますか?
社内にある個人情報を無断で持ち出したり、コピーしないように、しっかりと指導していますか?
情報管理の大切さなどを定期的に説明するなどのように、従業者に意識付けを行っていますか?
外部からの個人情報に関する問い合わせに回答しないルールを徹底していますか。
個人情報は取得時にあらかじめ同意を得た利用目的の範囲で使用することを守っていますか。
個人情報に対する従業者の感度を高める教育をしていますか?感度を高めることがリスクに対する気づきを生み、事故を減らすことができます。
個人情報を含む書類を個人情報の所有者(本人)に渡す際、本人確認をし、その上で本人が要求しているもの、あるいは本人に渡すべき書類であることを確認していますか?
同姓同名の人に誤って送信送付したり、あるいは情報を取り違えてPCに入力したり、記載したりしていませんか?
会議資料、セミナ資料など、配布や送付する資料に個人情報が含まれていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
出力して外部に渡す書類に不要な、あるいは間違った個人情報が印字されていないか確認しましたか?
システムの不具合で他人の個人情報が印刷され、気づかずに渡してしまったというもの。夜間で手薄であるため確認もおろそかになった。
渡す前の確認不足である。
日常業務で使用しているシステムからの出力に誤印字があることを想定することは難しい。可能性があることは理解していても、確認はおろそかになりがちである。
他方、そもそも印字対象者を間違えた、という可能性は日常的に発生しうるので、結果として、日ごろからの確認不足が露呈した、ということである。
確認するか否かは自己責任である。業務で行っている限りは確認不足は怠慢である。
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