事故から学ぶ

新型コロナ患者の個人情報をファックスで誤送信 – 名古屋市

事故概要

業種 市 地方自治体
発生時期 2021/4/11
漏えい人数 1
事故概要

名古屋市は、新型コロナウイルス感染症患者の個人情報が含まれる書類を、誤って第三者へファックス送信したことを明らかにした。
同市によれば、4月11日11時ごろ、新型コロナウイルス感染症患者をタクシーで移送するため、タクシー事業者へ依頼書をファックスで送信しようとしたところ、誤って第三者へ送信するミスがあったという。
誤送信した書類には、新型コロナウイルス感染症患者1人の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、年齢、現在の症状などが記載されていた。ファックス送信時に、ファックス液晶画面の対象送信先以外のボタンを誤って押し、気づかずそのまま送信したという。
同市では同日中に誤送信先へ連絡して謝罪したうえで、誤送信した書類を回収、廃棄した。また対象となる患者に対し、電話で報告と謝罪を行っている。

引用元 Security NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-8(第20条)安全管理措置 パソコン利用教育(FAX誤送信防止)

チェックリストにある要求ルール:

そのFAX送信は本当に必要ですか?
FAX送信時には相手先電話番号を確認するなどのように、宛先の送信ミスを防ぐ仕組みを徹底していますか?
同報通信の登録先の変更確認や誤登録防止確認を定期的に行っていますか?
FAX送信書類に個人情報が含まれていませんか?余分な書類が混入していませんか?
FAX送信後に書類を回収しましたか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

FAX誤送信を起こすのは怠慢だからである。
誤送信を防ぐ確認事項は洗い出されており、どれかを行えば誤送信の確率を減らすことができ、複数行えば漏えいは防げる。
手抜きなどで確認を怠るから漏えいする。すなわち怠慢だからである。
事前登録していない相手に送る際は、試しの送信が必須だが、コロナで多忙なおり、手順を割愛したのだろうか。

具体例:

FAX送信の確認徹底のほか、FAX送信がやめられないのか、常に考えておく必要がある。ミスを減らすためにも送信手段そのものを減らすべきである。
FAX送信は、手元にある個人情報の複製が相手のFAXに送り届けられるが、そのFAXを誰から回収しない限り放置されてしまうし、他のFAXに混ざって紛失するリスクが常に伴う。FAXなんてめったに使わない、という事業所でも迷惑なFAXDMがいくらでも届いてはずれある。その広告DMに混ざって個人情報の紙が裏紙利用されたり、裁断もされずゴミ箱に捨てられていく恐怖を再認識してほしい。止められるなら、ただちにやめるべきである。

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