事故から学ぶ

強風で個人情報記載の書類飛ばされる 新潟県上越地域振興局農林振興部

事故概要

業種 県 地方自治体
発生時期 2021/4/9
漏えい人数 2
事故概要

新潟県は2021年4月13日、上越地域振興局(上越市)が所有していた上越市内の法人2社の代表者や担当者の氏名などの個人情報が記載された書類が強風で飛ばされ、紛失したと発表した。
同局農林振興部によると同日午前9時50分頃、同部職員が同市板倉区の農業法人の敷地で、補助事業で導入した農業用機械の検査を行った際、バインダーに挟んでいたA4判の書類1枚が風で飛ばされた。すぐに周囲を探したが、発見できなかったという。
風に飛ばされたのは、補助金を受けるために農業法人が同部に提出した売買契約書類の写しで、同法人名や農業機械の販売会社名、連絡先、契約内容などのほか、農業法人代表者と販売会社担当者の氏名の個人情報が記載されていた。
同部は同日、法人2社に状況を説明し謝罪した。同部は「強風で想定できた事案。書類を外部に持ち出す際は穴をあけて確実にとじ込むなど、管理を徹底し、再発防止に努める」としている。
新潟地方気象台によると、同日は同市高田で午前6時55分に最大瞬間風速24.1mを記録するなど強風が吹き、午前10時の同市高田の風速は南の風で10.1mだった。

引用元 上越タウンジャーナル

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-18(第20条)安全管理措置
(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底 (紙データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

紙書類の持ち出し時はカバンに入れ、落下や風による飛散を防いでいますか。
紙書類の輸送や移動が伴う場合は、落下防止、飛散・散逸しないようカバンやケースに入れて輸送をしていますか。
重要情報入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩るくことを徹底教育していますか?
電車の網棚に載せたり、カバンを車内に放置して車から離れたりしていませんか?
個人情報が記載されたを書類を、机の上に放置せずに、書庫に保管し施錠するなど、紙データの紛失防止していますか?
作業を中断した際は、机に放置せず、その都度保管庫に戻していますか?
外出先や自分の机以外の場所で作業をしたときは、確実にカバンに戻したことを確認していますか?
出先でのカバンへの収納確認は一人で行うため、カバンに入れたこと、作業場所に何も残っていないことの2面で確認していますか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠時には、内容確認を2名以上で実施していますか?
個人情報の持ち出しは、規定に沿って許可を得て行っていますか?
個人情報が記載された書類を第三者に見せたり、あるいは見える状態にしていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

風で飛ばされることは予想の範囲内の事象であるため、カバンに入れて移動するなど、当然の予防策が周知されている筈である。それを遵守しないで紛失した、というのは職員の怠慢であり、意識が低いことに原因がある。

具体例:

怠慢と意識の低下を招いた原因を追究し解決することが再発防止策である。今後気をつけます、では解決策にならない。

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