事故から学ぶ

ショッピングサイト「すっぽんコラーゲン」「宝仙堂パワーライフ」への不正アクセスによる個人情報漏洩に関するお詫びとお知らせ

事故概要

業種 オンラインショップ EC
発生時期 2020/9/14
漏えい人数 243
事故概要

近年、情報漏洩や改ざんなどの原因となる不正アクセスが多発しており、弊社もそのような社会情勢を踏まえて個人情報の適切な取り扱い・管理に鋭意注意を払っておりましたが、このたび弊社が運営しておりますショッピングサイト「すっぽんコラーゲン」「宝仙堂パワーライフ」におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様のクレジットカード情報(77件)が流出した可能性があることが判明いたしました。
お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

1.経緯
2020年9月14日、弊社サイトへのアクセス障害およびサーバー障害を確認し調査を開始、その中で弊社がシステムの管理、運営業務を委託する企業より個人情報の収められたファイルの削除・流出の懸念について連絡を受け、2020年9月16日弊社が運営する「すっぽんコラーゲン」「宝仙堂パワーライフ」へのアクセスを制限、カード決済を停止いたしました。
2020年10月8日、第三者機関による調査も開始いたしました。2020年12月7日、調査機関による調査が完了し、2019年6月15日~2019年10月26日の期間中に「すっぽんコラーゲン」において購入申込されたお客様のクレジットカード情報が流出し、同時に2014年9月19日~2017年11月9日の期間中に「宝仙堂パワーライフ」において購入申込されたお客様の個人情報に流出の可能性があるとの報告を受けました。
以上の事実が確認できたため、本日の発表に至りました。
2.個人情報流出状況
(1)原因
弊社が運営する「すっぽんコラーゲン」「宝仙堂パワーライフ」のシステムに対しての第三者の不正アクセス。
(2)個人情報流出の可能性があるお客様
【クレジット決済をご利用の方】
2019年6月15日~2019年10月26日の期間中に「宝仙堂すっぽんコラーゲン」においてクレジットカード決済をされたお客様4名、および2014年9月19日~2017年11月9日の期間中に「宝仙堂パワーライフ」においてクレジットカード決済をされたお客様73名で、流出した可能性のある情報は以下の通りです。
・住所
・電話番号
・Eメールアドレス
・生年月日
・クレジットカード情報(カード名義人名、クレジットカード番号、有効期限)
上記に該当する77名のお客様については別途、電子メールおよび書状にて、個別にご連絡申し上げます。
【その他の決済方法をご利用の方】
2019年6月15日~2019年10月26日の期間中に「宝仙堂すっぽんコラーゲン」をご利用されたお客様11名、および2014年9月19日~2017年11月9日の期間中に「宝仙堂パワーライフ」をされたお客様155名で、流出した可能性のある情報は以下の通りです。
・住所
・電話番号
・Eメールアドレス
・生年月日
上記に該当する166名のお客様についても同様に、電子メールおよび書状にて、個別にご連絡申し上げます。
3.お客様へのお願い
既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、流出した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願い致します。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、たいへんお手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のカード会社にお問合せいただきますよう、併せてお願い申し上げます。
なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております。
4.公表が現時点に至った経緯について
2020年9月14日の流出懸念から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。
本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにお詫び申し上げるところではございましたが、カード会社等と協議する中で、不確実な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、協議に協議を重ねた結果、発表は調査会社の調査結果およびカード会社との連携を待ってから行うことにいたしました。
今回の発表までお時間頂きましたことを、重ねてお詫び申し上げます。
5.再発防止策ならびに弊社が運営するサイトの再開に関して
弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。ショッピングサイトにつきましては決済方法等を限定(クレジットカード決済を除く)したうえで、新たに構築したものを別サーバーにて再開致しましたのでご報告申し上げます。
また、弊社は今回の不正アクセスにつきまして、監督官庁である個人情報保護委員会には2020年12月10日に報告済であり、所轄警察署にも2020年9月15日被害申告しており、今後捜査にも全面的に協力してまいります。

引用元 株式会社宝仙堂

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-1(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

このところ不正アクセスによる被害が増加している。不正アクセスによる被害は色々あるが、侵入されてしまったあとでは、漏えいした情報を回収できず漏えい対象者の心理的不安と、のちに何らかの実害が生じることがあり、経過を注意深く見ていく必要がある。
アカウント情報を盗まれ、当該アカウントからスパムメールを送るというのも常態化しているので、大量のメール発信をし続ける状態を検知する仕組みを入れておく必要もある。

具体例:

クラウドサービスだからといって安心できない。
不正アクセスによる被害を防止するためには、入り口対策、サーバ内部対策、ファイル等を抜き取れないようにする出口防御対策の3面で行う必要がある。最近の不正アクセスは、ゆっくりと間をあけ、時々アクセスする形を取り、またIPアドレスもいくつも使い分け、一度失敗した手口は同じサイトには使わない、など、手間暇をかけて攻撃をしてくる標的型アクセスが増えてきた。狙いを定め侵入するまで手法を変えてくるため、防ぐのは中々厄介である点に注意がいる。ファイルの抜き取りも小口に分けて時々送信する形をとる。これにより入口、出口ともシステム感知がしにくい状態になる。サーバ内部対策はファイルへのアクセス制限とファイル自体の暗号化をしておくことである。不正アクセスにより犯罪者の手でファイルを暗号化されてしまうことがあるが、自らの手で暗号化しておけば万一抜き取られたときに、犯罪者に読み解かれるリスクは軽減される。

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