事故から学ぶ

生徒の個人情報放置で県教委が陳謝/富山

事故概要

業種 県 地方自治体 学校
発生時期 2021/1-2021/2
漏えい人数 153
事故概要

富山西高校で生徒153人分の個人情報を記載した資料が教卓内に放置されていた問題で、18日県教委が陳謝しました。
県教委は学校側のアンケートの結果から個人情報の流出の可能性は低いと強調しました。
この問題は富山西高校で、2年生の担当教員が、今年1月下旬から2月中旬にかけて教卓内に2年生153人の成績や家庭の経済状況などが記載された資料を放置していたものです。
個人情報の外部への流出について県教委は、18日の会見で「富山西高校が先月に行った全校生徒へのアンケートで情報漏えいは確認されなかった」として、流出した可能性は低いとしました。
この問題について、県教委は、今月上旬にマスコミからの問い合わせで初めて把握したとしています。先月17日には、県教委に匿名で富山西高校の生徒の就学支援金に関する情報をほかの生徒が知っているのではないかといった趣旨の問い合わせがあったということです。
県教委は、18日付けですべての県立学校に個人情報の管理を徹底するよう通知を出しました。

引用元 Yahoo

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-11(第20条)安全管理措置 作業ルールの徹底(保管管理と情報漏えい防止、事務所内での紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

情報漏えい、盗難防止などの教育を定期的に実施していますか?
社内の整理整頓は徹底されていますか?
個人情報が記載されたを書類を、机の上に放置せず、書庫に保管し施錠するなど、漏えいを防止していますか?
事業所外で個人情報が記載された書類やPCなどを置いたまま、離籍していませんか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠は2名以上で確認をしていますか?
許可を得ていないUSBなどの簡易型データ保存装置の、PCへの接続制限はかけていますか。
データが保存されているPCやファイルサーバから、USBなどにデータコピーが行われた場合、管理者に警告が出たり、ログが残るようにしていますか?
書類や書類の写しを勝手に持ち出せないように、教育の徹底と抜き打ち検査、書類保管場所の点検を不定期に実施していますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
不正に持ち出した場合の罰則規定を設けていますか?

■ 推奨対策

対策:

生徒の個人情報を教室内に1か月放置した、というのは教師の自覚を促す教育の欠如が根本にある。
教師は多忙である、取り扱う書類の種類と数の多さがリスクになっていることは知られており、それゆえ取扱い手順と管理体制を整える必要がある。

具体例:

教師の日常は一人で教室にいることが想定され、したがって個人情報に関係する情報の取扱いにダブルチェックを教室内で行うことは難しい。回避策は情報取扱の手順を定め、職員室に戻ってダブルチェックをする仕組みと習慣を定着させることである。簡単ではないがやり続けることで自意識も高まり情報管理の機運も高まる。

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