事故から学ぶ

生活保護受給者の個人情報が流出、市長宛に届く – 八潮市

事故概要

業種 市 地方自治体
発生時期 2021/3/3
漏えい人数 46
事故概要

埼玉県八潮市は、生活保護受給者や保護者の個人情報が記載された書類が外部に流出したことを明らかにした。同市長宛てに郵送されたことで判明したという。
同市によれば、3月3日に個人情報を含む書類が市長宛てに郵送されたもの。問題の文書は生活保護受給者の連絡先確認用として作成したもので、生活保護受給者や保護者などあわせて46人分の個人情報が記載されており、氏名や電話番号などが含まれる。
体調に不安を抱える生活保護受給者が、年末年始に体調を崩した際に対応するため、2020年末に用意した書類で、関係者であれば印刷して利用できる書類だった。年始以降は利用していない。同市の市役所社会福祉課前の廊下で拾得したなどとあり、差出人として同市外の住所や名前など記載されていたが、一部情報で送信元を確認することはできないという。
同市では流出の経緯や原因について、職員への聞き取りなど調査を進めるとともに、事件性の有無を含め、関係機関に相談している。対象となる関係者に対しては経緯を報告し、謝罪した。

引用元 Security NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-18(第20条)安全管理措置
(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底 (紙データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

紙書類の持ち出し時はカバンに入れ、落下や風による飛散を防いでいますか。
紙書類の輸送や移動が伴う場合は、落下防止、飛散・散逸しないようカバンやケースに入れて輸送をしていますか。
重要情報入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩るくことを徹底教育していますか?
電車の網棚に載せたり、カバンを車内に放置して車から離れたりしていませんか?
個人情報が記載されたを書類を、机の上に放置せずに、書庫に保管し施錠するなど、紙データの紛失防止していますか?
作業を中断した際は、机に放置せず、その都度保管庫に戻していますか?
外出先や自分の机以外の場所で作業をしたときは、確実にカバンに戻したことを確認していますか?
出先でのカバンへの収納確認は一人で行うため、カバンに入れたこと、作業場所に何も残っていないことの2面で確認していますか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠時には、内容確認を2名以上で実施していますか?
個人情報の持ち出しは、規定に沿って許可を得て行っていますか?
個人情報が記載された書類を第三者に見せたり、あるいは見える状態にしていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

いつの間にかなくなっていた、というのは管理不足である。何が悪いのか、職員間で真剣に話し合う必要がある。

具体例:

内規で定められたルール(重要管理ポイント)を行ったが作業エラーをまねいたとされている。組織として「ルール通りであった」という評価なら、ルールに問題があるので直ちにカイゼンし教育とルール通りの作業の徹底を図られたい。

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