業種 | 県 地方自治体 |
発生時期 | 2021/2/17 |
漏えい人数 | 1 |
事故概要 | 佐賀県は2月17日、新型コロナウイルス対策の補助事業で、申請者1人の個人情報を第三者のメールアドレスに誤送信したと発表した。二次被害は確認されていないという。 |
引用元 | 佐賀新聞 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
20-6(第20条)安全管理措置 パソコン利用教育(メール送信・添付ファイル送信ルール)
重要情報や個人情報をメールで送る時は,メール本文に記載せず、重要情報は添付ファイル形式にして、さらにパスワード保護するなどのように、重要情報の保護をしていますか?
メールに添付する場合、不要なファイルを添付していないか確認していますか?
電子メールの送信先に誤ったファイルが添付されていないか、ファイルを開いて確認してから送信していますか?
重要情報が含まれる電子メールを送る前には、送信アドレスを再確認していますか?自分以外の人にも確認をしてもらっていますか?
複数の相手先への送信時はTOではなくBCCを使用していますか?
似たアドレスや似た名前の人のメールアドレスは、注意して確認していますか?
データ送信時に不要な個人情報が含まれていないことを、複数の人で確認していますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
メールアドレスを口頭で聞き取り、そのアドレスに送信するのはアドレス違いを起こす確率が高いことは、もはや一般常識である。それを行ってしまうのは組織として情報セキュリティのリテラシーが低すぎる。禁止すべきである。
初めての相手にメールを送る場合は、テストメールを送るのが常識である。原則として相手から自分に送らせて、それに返信する形にするのが望ましい。自分のメールアドレスはHPなどで公開しているアドレスを使うのが良い。
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