業種 | 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント |
発生時期 | 2018/4/10- 2021/1/26 |
漏えい人数 | 14384 |
事故概要 | このたび、当社が東京海上日動メディカルサービス株式会社、ネオス株式会社(以下「弊社ら」といいます。)と共同して提供しているサービス「アドバンテッジEAP」(以下「本サービス」といいます。)において、本サービスの利用方法等に関するお問い合わせを承る「お問い合わせフォーム」に入力された情報のログデータが、特定のURLを入力することにより外部より閲覧可能な状態で保存されていたことが判明いたしました。 |
引用元 | 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
20-9(第20条)安全管理措置 作業ルールの徹底(システム管理)
社内で使用するシステムが正常に作動しているか、毎日確認をし不審な動きがあればすぐに対応できる体制を整えていますか?
不審な動作に対し警告出る仕組みを導入していますか?
新しいパッチを適用したり、システムの改修を行ったときは、セキュリティー対策面からのテストと確認を実施していますか?
システム改修後に再投入したデータに誤りが無いことを確認しましたか?
不要なデータが表示されることが無いか、全ページでテストを行いましたか?
ホームページの不正改ざんに備え、監視強化やセキュリティパッチの更新を実施していますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
原因は、社外のクラウド型お問い合わせ管理システムの利用における権限設定の不備により、第三者によるアクセス可能な状態にあったため、と特定されているが、個人情報漏えい事故の原因追及はさらに踏み込み、なぜ、その設定が許され、なぜ誤った設定時に防げなかったのかまで踏み込む必要がある。
システム設定のすべてに誤操作による注意喚起メッセージがでるわけではない。したがって必ずミスをするであろう人間の操作が正しいか、人間とシステム自身の両方で確認できるような仕組みを作っていく必要がある。
注意喚起と再教育だけではなく、誤操作を防ぐ仕組みづくりが必要である。
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