事故から学ぶ

生徒の個人情報が紛失…教師がプリントを置き忘れ

事故概要

業種 福岡市 地方自治体
発生時期 2021/1/17
漏えい人数 39
事故概要

福岡市立高校の教師が、生徒39人の名前などが書かれたプリントをスーパーマーケットに置き忘れ紛失していたと、市教育委員会が22日に発表しました。
市教育委員会によりますと、今月17日、市立高校の教師が、帰宅途中に立ち寄ったスーパーマーケットに、かばんを置き忘れました。
かばんには授業で使ったプリントが入っていて、帰宅後に気づいた教師は周辺を探しましたが、かばんは現在も見つかっていないということです。紛失したプリントには、生徒39人分の名前や学年、学級、出席番号が記載されていました。
教師は、次の授業に向けてプリントを点検しようと、正式な手続きを踏み持ち帰っていました。
該当する生徒と保護者には、説明と謝罪をしたということです。
市教育委員会によりますと、今のところ被害などは確認されておらず、すべての市立学校に対し個人情報の管理を徹底するよう周知し、再発防止に努めるとしています。

引用元 KBC

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-18(第20条)安全管理措置
(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底 (紙データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

紙書類の持ち出し時はカバンに入れ、落下や風による飛散を防いでいますか。
紙書類の輸送や移動が伴う場合は、落下防止、飛散・散逸しないようカバンやケースに入れて輸送をしていますか。
重要情報入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩るくことを徹底教育していますか?
電車の網棚に載せたり、カバンを車内に放置して車から離れたりしていませんか?
個人情報が記載されたを書類を、机の上に放置せずに、書庫に保管し施錠するなど、紙データの紛失防止していますか?
作業を中断した際は、机に放置せず、その都度保管庫に戻していますか?
外出先や自分の机以外の場所で作業をしたときは、確実にカバンに戻したことを確認していますか?
出先でのカバンへの収納確認は一人で行うため、カバンに入れたこと、作業場所に何も残っていないことの2面で確認していますか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠時には、内容確認を2名以上で実施していますか?
個人情報の持ち出しは、規定に沿って許可を得て行っていますか?
個人情報が記載された書類を第三者に見せたり、あるいは見える状態にしていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

不正な持ち出しは泥棒と同じである。事故を起こして自分の軽率を反省しても手遅れである。

具体例:

不正持ち出しに対する罰則規定を設けるとともに、管理職にも連帯責任を負わせることで、初めて組織として機能する動機が生まれてくる。規則だけを唱えても、自分に降りかかる不利益がなければ不正行動は抑止しきれない。横断歩道のないところで道を渡るのと同じレベルの事故である。

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