事故から学ぶ

キャンペーン登録者の個人情報が閲覧できる状態に – カゴメ

事故概要

業種 カゴメ 食品製造
発生時期 2021/1/18
漏えい人数 3
事故概要

カゴメは、「僕のヒーローベジタブル」のキャンペーンサイトにおいて、入力した個人情報が別の顧客から閲覧できる状態だったことを明らかにした。同社では1月18日にキャンペーンを開始したが、同日9時半から11時半過ぎにかけて、LINEによるソーシャルログインで新規に申し込みを行い、送付先情報を入力した3人分の氏名、住所、電話番号が、あとからログインした関係ない顧客42人から閲覧できる状態となっていたもの。
システムの設定に問題があり、LINEやメールアドレスが登録されていないTwitterのアカウントでソーシャルログインを行い、キャンペーンへ新規に登録すると、同一のアカウントとして管理される状態となっていた。同社は対象となる3人に対し、電話で事情の説明や謝罪を行っている。同社では、ソーシャルログインを同日11時34分に停止。システムの改修を進めているが、復旧の目処は立っていない。新規にメールアドレスやパスワードを登録する場合は影響なく、現在もキャンペーンの応募を受け付けているという。

引用元 Security NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

21-19(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底
(ホームページ・メール本文誤開示防止)

チェックリストにある要求ルール:

法律が改正されクッキーの利用方法が制限されました。法律に則ったクッキーの利用方法になっていますか?
ホームページやSNS、同報メール、FAXに情報を掲載する際、個人情報、社外秘情報が含まれていないこと、添付ファイルに誤りがないことを、複数回、複数の人でチェックしていますか。
ホームページへの情報掲載直後に、アップロードした資料などに個人情報が掲載されていないか、複数の人で確認していますか。
ホームページからデータ検索をしたときに、不要な情報が開示されていないか複数のブラウザで確認していますか?
Webから登録させる仕組みの中で、過去履歴を検索させたときに他人の履歴や他人の情報が開示されていないかかくにんしていますか?
ホームページ掲載時に不適切な掲載がないか、複数の人で確認をしていますか?
会報、取引先を含めたグループニュース、企業が発信者のSNSなどへの掲載時に個人情報が含まれていないか確認し、あるいは掲載対しての許可など本人の承認を得ていますか?
システム開発時にデータが関係者以外からアクセスできるようになってたり、不要な情報開示がされていませんか?
偽りのドメインを利用したページとの混同を避ける制御、注意喚起をしていますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

システムにおける誤表示は防げるエラーであり、テストの手抜きが主因で怠慢である。

具体例:

ソーシャルログイン・テストが甘くエラーになることは、システム屋の常識なので、しっかりやすべきであった。

ご入会のお手続きはこちら

会費のお支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替の2種類お選びいただけます。 (会費のお支払方法により、入会手続きが異なります。) 詳しくは、「ご入会の流れについて」をご確認ください。