事故から学ぶ

生活支援型食事サービスを委託している事業者が配送名簿を風で飛ばされ紛失 大阪市

事故概要

業種 大阪市 地方自治体
発生時期 2020/12/30
漏えい人数 14
事故概要

生活支援型食事サービスを委託している事業者において、14人の氏名、住所、電話番号が記載された顧客管理表の所在がわからなくなっている。2020年12月30日、食事の配送の際に風に飛ばされて紛失した。
さらに西淀川区役所では、「新生児出生連絡票」4件について紛失が1月7日に判明。家庭訪問が未実施となっているケースがあり、4月から12月までの状況を調べたところ、明らかになったという。
連絡表には申請者の氏名、住所、連絡先、新生児の氏名、性別、出生日、産婦氏名、年齢、妊娠、分娩時の異常、訪問予約連絡先などが記載されていた。
紛失の判明を受けて、同市ではいずれのケースについても対象となる関係者に説明と謝罪を行っている。

引用元 大阪市

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-18(第20条)安全管理措置
(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底 (紙データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

紙書類の持ち出し時はカバンに入れ、落下や風による飛散を防いでいますか。
紙書類の輸送や移動が伴う場合は、落下防止、飛散・散逸しないようカバンやケースに入れて輸送をしていますか。
重要情報入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩るくことを徹底教育していますか?
電車の網棚に載せたり、カバンを車内に放置して車から離れたりしていませんか?
個人情報が記載されたを書類を、机の上に放置せずに、書庫に保管し施錠するなど、紙データの紛失防止していますか?
作業を中断した際は、机に放置せず、その都度保管庫に戻していますか?
外出先や自分の机以外の場所で作業をしたときは、確実にカバンに戻したことを確認していますか?
出先でのカバンへの収納確認は一人で行うため、カバンに入れたこと、作業場所に何も残っていないことの2面で確認していますか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠時には、内容確認を2名以上で実施していますか?
個人情報の持ち出しは、規定に沿って許可を得て行っていますか?
個人情報が記載された書類を第三者に見せたり、あるいは見える状態にしていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

いつの間にかなくなっていた、というのは管理不足である。何が悪いのか、職員間で真剣に話し合う必要がある。

具体例:

内規で定められたルール(重要管理ポイント)を行ったが作業エラーをまねいたとされている。組織として「ルール通りであった」という評価なら、ルールに問題があるので直ちにカイゼンし教育とルール通りの作業の徹底を図られたい。

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